Quantcast
Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5376

再考:ロボダッチの仲間たち

$
0
0

またプラモデルの穴を再考してみよう。

2003年2月9日?に開けられた穴

ロボダッチの仲間たち

およそ27~28年物の穴です。
当時、売られていたロボダッチというプラモデル。
そのシリーズの中に、ベースボール・ロボダッチというのがありました。
4箱1パックで売られていて、中には、ピッチャーロボのピッチャン、キャッチャーロボのキャッチャン、バッターロボのダッシュボンがあったのですが、あと1つがどうしても思い出せません。
どなたかご存じの方は教えてください。
伊集院さん、CMソングを歌い出すw
♪人間だったら友達だけど、ロボットだからロボダッチ、イマイのイマイのロボダッチ。
で、おなじみのw

1個80円で、田んぼの田の字に4個入り1パックが300円。
値段の高い基地とかの情報も話す。

伊集院さんの記憶では、野球ロボだかベースボールロボだか解らないが、お腹のところにバットがあるのは知っている。

しばらくロボダッチ談義が続く。

2003年2月16日?放送

伊集院や池田Dも大好きだったロボダッチ。

伊集院説は、4個パックのはスポーツのパックで、野球は1個しかない。

情報1
ロボダッチシリーズのベースボール・ロボダッチ4箱1パックのうち、ピッチャーロボ、キャッチャーロボ、バッターロボの残りの1つはズバリ、タマゴローだと思います。
友達は27~28年前に、これと同じものを購入していて、もっとよく覚えていて、タマゴローは、昔の中日ドラゴンズの帽子を被っていて、野球仕様のタマゴローだった。
伊集院さんの言っていたように、ベースボール・ロボダッチだけのパックもあったけど、忍者のパックなんかもあった。
それも忍者ロボ3体とタマゴロー1体という組み合わせだったと思います。
野球仕様のタマゴロー説は1~2通しかない。

情報2
ロボダッチに野球をするロボットは王選手に似ている野球ロボしかないはずです。
これは、ゴルフロボやテニスロボを覚え違えているか、何かパチもんのプラモデルじゃないか。
再販や90年代のよそのメーカーのロボダッチは知りません。
イマイの金型を買い上げて作ったメーカーが出しているのかもしれませんけども、おそらくないと思います。
メーカーの今井科学は昨年業務を完全に停止。
プラモデルの金型類はアオシマ模型が引き取り、わずかな種類ですが再販はされている。
因みに、池田Dが買った超合金のロボダッチはタカラから発売されている。
今も持っていると、かなり価値があると言われている。
情報3
そもそもロボダッチは大きい、宝島、海賊船、秘密島といったネーミングのものを除くと、タマゴローとドラタローというロボット以外は、ロボ○○か、○○ロボといったネーミングになっていたと記憶しているのですが、(ピッチャン、キャッチャン、ダッシュボンに対して)そんなネーミングのはいるんですか?
情報4
スポーツ系4つで1セットだったと思いますよ。
どういうセットだったかは思い出せませんけれども、すもうロボってのはあったし、ゴルフロボ、サッカーロボ、スキーロボ、ホッケーロボなんてのもあった。
当時、全部のロボが書かれたビラが付いていて、それがあれば一目瞭然だと思うんですが…。
ガンダムっぽいガンテツロボ、ドラえもんをパクったロボえもん、あるいはジャイアント馬場風のジャイアントロボ、アブドラ・ザ・ブッチャー風のブッチャーロボがなどがあり、若貴ロボというのが10年ぐらい前に出たと聞いたのですが、聞いたのがロボダッチに関する情報の最後でした。
穴がどんどん開いていっている…

情報5
懐かしいと思い、インターネットのオークションサイトで、レアなプラモデルを打ってないかと思ってみたら、○○ロボという考え方が断言出来ないことが解りました。
丁度売りに出されていました。
とびだせ!ロボダッチシリーズ、イマイ、野球ロボ・ミスターホームランという、…
僕ら(伊集院や池田D)が知っている野球ロボとぜんぜん違う、バッターの野球ロボがある。

バットはお腹についていなくて、背中にしょってて、ヘルメットをかぶっている。

全然違う、こんなの知らない。

しかも背番号55でジャイアンツっぽい帽子をかぶっているということは、これ松井(秀樹)がデビューした以降でしょう。

これがあったということは、若貴ロボもどうもある。

だから、俺達と同じ世代の第一期のみをロボダッチだと思い込んでる組には、無いんだ。

しかも、ミスター・ホームランはシリーズ番号4と書いてある。

1、2、3は少なくともあるよね。

混迷を極めて来た

情報6
さて、ロボダッチの話しがあるとき、昔シールを貰ったことを思い出し、探したらみつかったので、同封します。
イマイのカーダッチの情報が送られる。

穴がめちゃめちゃ広がって、ばらんばらんになってきている。

ミスター・ホームランのパッケージ写真をみたことは、僕が思っていた常識とは違う物がある。

伊集院さんは、全部揃えたいとか言い出す始末。

CM跨いでも、番組終盤までロボダッチの話題は尽きなかった。

2003年3月2日?放送

情報7
私もロボダッチのプラモデルを作っていたものとして、懐かしく思いました。
社会人になってから、若貴ロボらしきものをみかけて、まだこのシリーズは続いているのかと思ったことを記憶しております。
今は流石にプラモデル自体を持っておりませんが、子どもの頃に近所の模型店で貰ったと思われるロボダッチのロボット一覧表のイラストの下敷きを持っていますので送ります。

その下敷きを見ても、野球に関係するロボは、野球ロボだけ。
これが俺(伊集院さん)が知ってるロボダッチ!

プラモデルがいくつか届く。


「ロボッ島」が送られてくる。

イラストにはたくさんロボットが描かれているが、ロボットは4体くらいしかついていなくて、1800円。


「柿の木」が送られてくる。

ぜんぜん知らないやつ出てるw。

野球関係のやつは居ない。

情報8
僕が小学校の時、兄がクリスマスプレゼントで両親から4体セットで貰ったうちの1体です。
僕はプレゼントで野球の電子ゲームをもらったのですが、母親に駄々をこねて兄から1つわけてもらいました。
「フルチェンロボ スモウ」が送られてくる。

横のシリーズ紹介から、「フルチェンロボ ベースボール」があり、背番号8から、原の影響か?山本浩二の赤ヘルか?

情報9
放送を聞いて、ロボダッチについて聞き、家にも何個かあったかと思い、倉庫を探したら幾つか出てきました。
お送りします。
更に、「フルチェンロボ フットボール」が送られてくる。

情報10
ロボダッチについて、家に雑誌が出てきました。
コミックボン平成10年号にロボダッチの特集があって、野球ロボの記事がありました。
野球ロボについての記事があるがあるが、僕ら(伊集院さん)が知ってるロボでした。

情報11
当時のカタログ、ファイトセットとして、ガリ勉ロボ、野球ロボ、フットボールロボ、クイシンボーロボのセット。
スポーツセットはテニス、バーベル、スキー、シャゲキのロボットだった。
情報12
数年前、嫌がる友達より無理やりゲットしたポスターを送ります。
私はロボダッチはまったく未経験世代ですが、小沢さとる先生のファンでもあるので、…
ヴァルキリーというロボットがあることから、83年~85年くらいのもの。
新しい4点パックが全部で45種類。
野球は、野球ロボだけ。

情報13
サンコー スポーツ根性ロボシリーズというロボダッチにちょっと似た企画の中に、スポーツシリーズのようなものがあって、野球のロボットのシリーズもあった。
写真はスモウロボットシリーズで、小結でこ光、横綱ロボ秩父、大関太腹山、というセットがあって、これと同じ野球シリーズがあって、ロボダッチとは紛らわしいものだった。
2003年3月9日?放送

情報14
ロボダッチの野球ロボセットの件ですが、おそらくは実在したとは思いますが、もしかすると販売されていない可能性がある。
そもそも、このロボダッチシリーズそのものが、かなり複雑な歴史を持っているようで、私の記憶に残っているだけでも、第一期から第三期までの販売時期がある。
おそらくこの野球ロボセット、ベースボールロボダッチは、第二期の本当に最後の方に発売されたようだ。
当時、ロボダッチのシリーズの人気のピークは過ぎていましたが、人気挽回のため、新シリーズとして、雑誌とのタイアップ企画として、おそらくテレビランドという雑誌だったと思います。
展開するため、雑誌上にラインナップとマンガの予告が載せられていました。
その中には、タマゴローのライバル・ロボZのチームのロボットたちもラインナップされていて、今で言うマルチメディア戦略の企画だった。
ところが、この予告編が載った直後に、今井科学が倒産します。
企画そのものが立ち消えになったようだ。
他の松井似の野球ロボ等は、販売がタカラに移った第三期の最後の方にラインナップされていると思います。
第一期販売の時期ではテレビコマーシャルまで宣伝したほどは売れなかった。
チラシに書いてある中にも販売されていないものが多い。
本当に売れたのは、第二期シリーズの初期。
他にもスーパーカーブームに便乗したカーダッチが結構出ていた気がします。
第三期は、発売元がタカラになり、プラモではなく人形(超合金)が結構出ていたが、そんなに好調ではなかった。
更に、十年くらい前には、スーパーファミコンのゲーム化の予定があったようで、ファミコン雑誌の発売予定の欄に、発売時期は未定だけれども、ロボダッチというシリーズが書かれていたが、立ち消えになった。
マンガには出てるけど売ってない、広告まで出だしたけど売ってない。

情報15
ロボダッチの同人誌を持っている。
その中に紹介されている。
バッターロボ、ランナーロボらしきものがある。
バットをいっぱい持ってるやつ、グローブをいっぱい持ってるやつ、足がいっぱいあるやつ、ボールをいっぱい持ってるやつが写っている。

これは何なのか?

タマゴローがいない、超初期のがあったらしい。
ピッチャーロボ、野手ロボ、バッターロボ、ランナーロボがイラストとしては確認されている?

僕らも知らないロボダッチがある。

こうなってくると、本物のパッケージ写真か、有力な証言、イマイに勤めていたひとか、しかないのか?



ここからが再考。


この穴は、解決したのだろうか?

ロボダッチ、友達が集めてたなぁ。

私も伊集院さんの1個下なので、世代はバッチリ同じです。

ロボダッチに関する詳しい情報は、ロボダッチの世界を参照されたし。

まず、穴を開けた人は、27~28年前とかなり厳密に時期を示していること。

これは誰とロボダッチで遊んでいたとか、小学校のクラスの誰とか、そういう情報と結びついているものだから、年代のズレはほとんど無いと考えるべきだろう。

放送時の2003年で、27~28年前は、1975~1976年となり、ロボダッチの世界で確認すると、一番初期であることが解る。

そう考えると、伊集院さんや池田D、はたまた私の知っている、胴体にバットが付いててくるくる回る野球ロボである。

それ以前だとすると、放送中に言っていたタマゴローが居なかった第0期ということなのだろうか?

しかし、ロボダッチの世界の初期の初版パッケージの右上隅にすら、丸枠にタマゴローが描かれているので、初期からタマゴローは存在したことになる。

ロボダッチの世界から、野球関連と相撲関連が入ったものをピックアップしてみると、

4箱/1パック300円 1箱バラ80円

9号 フットボールロボ、10号 野球ロボ、11号 クイシンボーロボ、12号 ガリ勉ロボのパッケージとなり、ピッチャーやキャッチャーのロボは存在しない。

1981(S56)年7月発売の、No.2 スポーツセットの中身は、5号 すもうロボ、6号 サッカーロボ、7号 ガキ大将ロボ、8号 先生ロボとなり、野球ロボは入らない。

ロボダッチ PART II フルチェンロボ No.1 フットボール
ロボダッチ PART II フルチェンロボ No.2 スモウ
ロボダッチ PART II フルチェンロボ No.3 サッカー
ロボダッチ PART II フルチェンロボ No.4 ベースボール

1986(S61)?年 全2種 各500円
ヒーローセット1 アメリカンフットボール VS ホームランバッター
ヒーローセット2 ワールドサッカー VS 大よこづな

1989(H1)年発売 全4種 各500円
スポコンロボダッチ No.1 野球:ホームランの神様
スポコンロボダッチ No.2 サッカー:シュートの神様
スポコンロボダッチ No.3 すもう:横綱の神様
スポコンロボダッチ No.4 フットボール:ミサイルランナー

1993(H5)年発売 全4種 各600円
とびだせ!ROBODATCHi No.1 大相撲ロボ 横綱若貴
とびだせ!ROBODATCHi No.2 アメフトロボ ミラクルジョー
とびだせ!ROBODATCHi No.3 サッカーロボ ミッドフィルダーマン
とびだせ!ROBODATCHi No.4 野球ロボ Mr.(ミスター)ホームラン

こんなところでしょうか。


ここまであげても、ピッチャーやキャッチャー、はたまたランナーは出てきません。

穴の年代は、明らかに初期であるから、後期とは10年以上の隔たりがあることから、そこまで大幅な年代違いはないと考えられるので、本当にタマゴローの居ない第0期はあったのかもしれない。

また、伊集院さんは、スポーツオンリーの小箱4個1セットという説を唱えてはいるが、伊集院少年世代のころをみても1パック全部がスポーツ関連というものは存在していなく、ましてやタマゴローで埋めるということもない。

可能性として、5号 スモウロボ、6号 サッカーロボ、9号 フットボールロボ、10号 野球ロボ、34号 スキーロボ、35号 バーベルロボ、36号 テニスロボ、37号 アイスホッケーロボ、38号 ゴルフロボ、といったスポーツ物のバラを、店側が勝手に4個1パックにして、スポーツセットのようにして売っていた可能性もなくはないのでは、ということ。

抱き合わせでプラモを売るというのは、ガンプラの頃には確実にあったので、それ以前にあってもおかしくはない。

ましてやメーカーとして、パック売り、バラ売りをしていたロボダッチですから、店側が勝手に売れ残りを抱き合わせることも、あったのかもしれません。

もしくは、親が子どもへのプレゼントとして、スポーツ好きの子どもに、スポーツ物だけをピックアップして買ってくることも考えられる。

このへんは、我々幼少期・少年期の記憶違い、勘違いの可能性もあるということで、大人になった今としては納得は出来る。


というわけで、私はネーミングルールなども踏まえて、イマイのロボダッチではないと考え、サンコーのスポコンシリーズを重点的にネット検索してみたところ、見つかりましたのでリストにしてみます。

スポコンロボ アメラグ1号 キカンボー
スポコンロボ アメラグ2号 ナナハン
スポコンロボ アメラグ3号 ジャーマン
スポコンロボ アメラグ4号 タマヤン

スポコンロボ B PACK ベースボール1号 ワンタン
スポコンロボ B PACK ベースボール2号 ダッシュボン
スポコンロボ B PACK ベースボール3号 ピッチャン
スポコンロボ B PACK ベースボール4号 キャッチャン

スポコンロボ C PACK 大相撲一番 小結 でこ光(ひかり)
スポコンロボ C PACK 大相撲二番 行司 ロボ太夫
スポコンロボ C PACK 大相撲三番 横綱 ロボ秩父
スポコンロボ C PACK 大相撲四番 大関 太腹山(ふとっぱらやま)

スポコンロボ D PACK スキー ジャンピオン
スポコンロボ D PACK ローラー ロケットン
スポコンロボ D PACK ローラー ローラーボウ
スポコンロボ D PACK スケート コロ番長

スポコンロボ E PACK 応援団1回生 起田そうじ
スポコンロボ E PACK 応援団2回生 八年 学(はちねん まなぶ)
スポコンロボ E PACK 応援団3回生 土方剛肩(ひじかたごうけん)
スポコンロボ E PACK 応援団4回生 根性大学

画像は、黒歴史・・・なのかな?をご確認ください。

というわけで、穴の答えは、

SANKO(サンコー)の、ピッチャン、キャッチャン、ダッシュボンで、最後の1つはワンタンでした。

ワンタンはバッターで、王貞治をワンちゃんと呼ぶことから、そのままでは使えないので、ワンタンとしたのだと推測できます。

ウィキペディア調べでは、サンコーは1977(S52)年にプラモデルを作り始めているので、穴の時期と一致します。

まぁ、画像が出てきてますんで、間違いないでしょう。

それにしても、ロボダッチと紛らわしい4個パック売りです。


仮に、スポコンロボが、ロボダッチのパクリだと仮定して、パクられるほど人気があったロボダッチを作ったイマイでさえ、何度も倒産をしてしまうのであるから、昭和という時代は激動の時代だったのだ。

今にして思えば、プラモデル先行で、コミックスやアニメのマルチメディア展開が成功していれば、などと考えてしまう。


さて、私の中に新たな穴が空いてしまいました。

それは、番組中にあった、

バットをいっぱい持ってるやつ
グローブをいっぱい持ってるやつ
足がいっぱいあるやつ
ボールをいっぱい持ってるやつ

である。

これも探しました。



空から野球観戦だっち!と言ってるのが、ロボダッチの主人公的キャラクターのタマゴローです。

この一枚だけを見ると、カーダッチの様に、ロボダッチの別シリーズで野球ダッチを作ろうとしていたのかな?

放送中にあった、昔の中日ドラゴンズの帽子と言われているのは、攻撃側のDの帽子のチーム、守備側のRの帽子のチーム、胸のロゴからは、ロボダッチのROBOとDUCHであることも解る。

また、伊集院さんを含む初期のロボダッチファンは、野球ロボといったら、この画像でのバッター、一本足打法の王貞治をモチーフのものだけで、他の選手はプラモデル化されていません。

また、この画像を見たことがあるリスナーからしてみたら、ピッチャーがピッチャン、キャッチャーがキャッチャン、足が沢山あるのがダッシュボン、などと考えてしまうのも無理は無い。

そんな中、背番号8や、背番号55のロボダッチが見つかれば、他にもありそうだと穴が広がってしまうのも頷ける。

まさか、ロボダッチではなくて、サンコーのスポコンロボシリーズだったとは、ということです。

完全解決です。


因みに、上記画像の載っている本がAmazonにあります。

ロボダッチ 1巻 (マンガショップシリーズ 478)/マンガショップ
¥1,944
Amazon.co.jp


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5376

Trending Articles