800mmの単焦点レンズを購入してから、天体撮影の幅が広がった。
とは言っても、まだ月しか撮影してない。
撮るとしたら、太陽系の惑星とかになるだろうか。
というわけで、タイトルの視直径である。
まぁ、説明は後にして、とりあえず表にまとめてみた。
視直径とは、目に見える直径なのだが、単位は角度であり、何度何分何秒で、1度=60分、1分=60秒ということになる。
私たちは地球に住んでいるので、地球からの視直径を求めたい。
とは言っても、地表面上にいるのだが、求める視直径はは地球の中心からとなるので、そのへんはご理解ください。
R:測定したい星の半径
L:地球の中心と測定したい星の中心との距離
とすると、
視直径=2arcsin(R/L)
となる。
例えば、Excelにおいて、A1セルに半径、B1セルに距離であるならば、
=2*DEGREES(ASIN(A1/B1))
で度が求まり、分なら60倍、秒なら3600倍すればよく、上記表においては秒で統一した。
惑星は真円軌道ではなく楕円軌道であるため、太陽からの距離は一定ではありません。
ましてや地球からの距離となると、複雑に成らざるを得ません。
近日点距離(きんじつてんきょり)、遠日点距離(えんじつてんきょり)は、太陽からの距離、近地点距離(きんちてんきょり)や遠地点距離(えんちてんきょり)は、地球からの距離ということで、ネットで漁った数値です。
計算によって求めた太陽と月の視直径を見てみると、ほぼ等しいことがわかります。
これは日食が太陽と地球の間に月が入り込んでピッタリと綺麗にはまるということに他なりません。
この事実は偶然なのか必然なのか、宇宙の神秘ですよね。
さて、実際にカメラで撮影しようとして、画角にどれだけの大きさに映り込むのかが気になるところである。
天体観測は夜な夜な行われるわけで、身近で大きな月との比較をするのがわかりやすいだろう。
とあるカメラのシステムで撮影した月の大きさを1としたとき、他の惑星を月と同等の大きさに撮影するための倍率を計算してみたのが月との同等倍率である。
例えば、木星を月と同等の大きさに写すには、単純に約40~60倍しなくてはならないということである。
あと撮影するうえで重要なのが星の明るさであり、見かけの実視等級を示しました。
なお、当然ですが上記データの信憑性を保証するものではなく参考程度にお考えいただき、いかなる不利益も当方は一切の責任を追わないものとします。
とは言っても、まだ月しか撮影してない。
撮るとしたら、太陽系の惑星とかになるだろうか。
というわけで、タイトルの視直径である。
まぁ、説明は後にして、とりあえず表にまとめてみた。
太陽 | 月 | 水星 | 金星 | 地球 | 火星 | 木星 | 土星 | 天王星 | 海王星 | 冥王星 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
赤道面直径(km) | 1392000.0 | 3474.3 | 4879.4 | 12103.6 | 12756.3 | 6794.4 | 142984.0 | 120536.0 | 51118.0 | 49528.0 | 2370.0 | 赤道面直径 |
近日点距離(108km) | - | - | 0.4667 | 0.7280 | 1.5210 | 1.6660 | 5.4550 | 10.0540 | 20.0960 | 30.3270 | 49.3160 | 近日点距離 |
遠日点距離(108km) | - | - | 0.3075 | 0.7180 | 1.4710 | 1.3810 | 4.9520 | 9.0210 | 18.2860 | 29.8110 | 29.5740 | 遠日点距離 |
近地点距離(108km) | 1.47080 | 0.00363304 | 0.8210 | 0.3950 | - | 0.5580 | 5.9070 | 12.1300 | 25.8650 | 43.1050 | 42.9150 | 近地点距離 |
遠地点距離(108km) | 1.52112 | 0.00405495 | 2.1710 | 2.5970 | - | 4.4000 | 9.6580 | 16.5310 | 31.5550 | 46.8610 | 72.2350 | 遠地点距離 |
最大視直径(秒) | 1952.1463 | 1972.5314 | 12.2588 | 63.2037 | - | 25.1155 | 49.9282 | 20.4966 | 4.0765 | 2.3700 | 0.1139 | 最大視直径 |
最小視直径(秒) | 1887.5671 | 1767.2918 | 4.6359 | 9.6132 | - | 3.1851 | 30.5369 | 15.0398 | 3.3414 | 2.1800 | 0.0677 | 最小視直径 |
月との最大同等倍率 | 1.0 | 1.0 | 160.9 | 31.2 | - | 78.5 | 39.5 | 96.2 | 483.9 | 832.3 | 17316.5 | 月との最大同等倍率 |
月との最小同等倍率 | 0.9 | 1.0 | 381.2 | 183.8 | - | 554.9 | 57.9 | 117.5 | 528.9 | 810.7 | 26114.5 | 月との最小同等倍率 |
実視等級 | -26.74 | -12.70 | -2.40 | -4.70 | - | -3.00 | -2.90 | -4.00 | 5.50 | 7.90 | 13.65 | 見かけの実視等級 |
視直径とは、目に見える直径なのだが、単位は角度であり、何度何分何秒で、1度=60分、1分=60秒ということになる。
私たちは地球に住んでいるので、地球からの視直径を求めたい。
とは言っても、地表面上にいるのだが、求める視直径はは地球の中心からとなるので、そのへんはご理解ください。
R:測定したい星の半径
L:地球の中心と測定したい星の中心との距離
とすると、
視直径=2arcsin(R/L)
となる。
例えば、Excelにおいて、A1セルに半径、B1セルに距離であるならば、
=2*DEGREES(ASIN(A1/B1))
で度が求まり、分なら60倍、秒なら3600倍すればよく、上記表においては秒で統一した。
惑星は真円軌道ではなく楕円軌道であるため、太陽からの距離は一定ではありません。
ましてや地球からの距離となると、複雑に成らざるを得ません。
近日点距離(きんじつてんきょり)、遠日点距離(えんじつてんきょり)は、太陽からの距離、近地点距離(きんちてんきょり)や遠地点距離(えんちてんきょり)は、地球からの距離ということで、ネットで漁った数値です。
計算によって求めた太陽と月の視直径を見てみると、ほぼ等しいことがわかります。
これは日食が太陽と地球の間に月が入り込んでピッタリと綺麗にはまるということに他なりません。
この事実は偶然なのか必然なのか、宇宙の神秘ですよね。
さて、実際にカメラで撮影しようとして、画角にどれだけの大きさに映り込むのかが気になるところである。
天体観測は夜な夜な行われるわけで、身近で大きな月との比較をするのがわかりやすいだろう。
とあるカメラのシステムで撮影した月の大きさを1としたとき、他の惑星を月と同等の大きさに撮影するための倍率を計算してみたのが月との同等倍率である。
例えば、木星を月と同等の大きさに写すには、単純に約40~60倍しなくてはならないということである。
あと撮影するうえで重要なのが星の明るさであり、見かけの実視等級を示しました。
なお、当然ですが上記データの信憑性を保証するものではなく参考程度にお考えいただき、いかなる不利益も当方は一切の責任を追わないものとします。