今年の1月にカメラを買った。
あれから、いろいろ妄想していたので、すこしまとめておく。
α6000を含め、ミラーレス一眼は、ミラーレスではない一眼に比べ、フランジバックが短い。
因みに、α6000のフランジバックは18mmと極端に短い。
オールドレンズなどを取り付ける際のマウントアダプタは必然的に長くなる。
これは、より多くのレンズを使える可能性を秘めているとも言える。
言い換えれば、より多くの、マウント形状が違おうが、取り付けて遊べと言っているのだと解釈するw。
超望遠レンズが欲しいが、高くて手が出せない。
どうにかこうにか手が届くもので、ケンコーのミラーレンズでM800mmF8DXなら買えそうであるというか、買った。
ミラーレスカメラにミラーレンズとかこんがらがっちゃいますか?w。
もっと望遠にしたければ、リア側のテレコンバーターで、 MILTOL 2X(KF-2xRC)なんてものもあるが、これはまだ踏みとどまっている。
フードをつけるのであれば、専用フードがあるが、ミラーレンズの特性上、フードがあったほうが良いはずで、これも合わせて買った。
このレンズはTマウントなので、私の使っているα6000につけるのであれば、レンズ側T、カメラ側αEのマウントアダプタが必要になる。
これに関しては、
ケンコー Kenko Tマウント ソニーNEX用 [T-MOUNT ADAPTOR NEX (P=0.75)]
ビクセン Vixen Tリング N [ソニーE用]
と幾つか候補があるが、レンズと同じメーカーのものにした。
800mmものレンズですから、天体、例えば月を撮影しようとしたら、三脚にしっかり固定して撮るだろう。
でもって、このレンズは840gと800mmレンズとしてみれば比較的軽いほうではあるが、実際にα6000に取り付けてみると、やっぱり重い。
因みにα6000本体の重量は343gで、上記レンズの半分以下であるからして、バランスが悪い。
もし、カメラ側に三脚を付けるとなると、重量のある高価な三脚でなければ、まともに使えなさそうである。
因みに、私の持っている三脚は高校時代に買ったベルボン製のアルミの軽いやつですので、この組み合わせでは厳しいかもしれないし、下手をすればひっくり返ってしまうかもしれない。
せめて、800mmのレンズなんだから三脚座があってもよかったんじゃないか…、と愚痴っても、現状付いてないのだから、いたしかたない。
レンズに三脚座がないならば、マウントアダプタに三脚座が付いたものを探せば良いのでは?という発想になり、探してみた。
RAYQUAL(レイクォール)というブランドで宮本製作所(練馬区豊玉中)が作っていました。
家から近いから、足を運んで現物を見てみようかな。
α6000に付けられる三脚座付きマウントアダプタの型番は以下のとおり。
LM-SαE.T
NF-SαE.T
M42-SαE.T
LR-SαE.T
OM-SαE.T
CY-SαE.T
CFD-SαE.T
PK-SαE.T
EXA-SαE.T
MD-SαE.T
いずれも、定価22,680円(税込み) 割引価格16,380円(税込み)とある。
この型番を読み解くと、
ハイフン以前はマウントアダプタのフロント、つまりレンズ側。
1文字目:メーカー名
L:ライカ、N:ニコン、O:オリンパス、C:キヤノン、P:ペンタックス、M:ミノルタ
2文字目以降:マウント
例外:
M42:M42マウント、EXA:エクサクタマウント、CY:コンタックスヤシカ
ハイフン以降はマウントアダプタのリア、つまりカメラ側。
S:ソニー
αE:αシリーズのEマウント
ということだと思われる。
残念ながらレンズ側がTマウントのものはない。
もしかしたら、お願いすれば作ってくれるのかもしれないけどね。
ならばとKenkoのカタログを見る。
499764:キヤノンEOS M用
499771:フジフイルムX用
499757:ニコン1用
499474:マイクロフォーサーズ用II
499726:ソニーαE(NEX)用
以上4,500円
499597:キヤノンEOS用
499603:αA(ミノルタ、コニカミノルタ、ソニー)用
499535:ニコンF用
499504:オリンパスフォーサーズ用
499511:Kマウント(ペンタックス&リコー)用
以上2,500円
ふむふむ、これらを突き合わせればどうにかなるんじゃないのか。
現状:
(フード +) 800mmF8DX (+ MILTOL 2X) + 499726:ソニーαE(NEX)用 + α6000
妄想:
(フード +) 800mmF8DX (+ MILTOL 2X) + 499535:ニコンF用 + NF-SαE.T + α6000
これで、少しはレンズ側に三脚を付けることができることになる。
カメラという趣味は、いろいろ妄想できて、上手く行けば現実することもできて、レンズ沼に嵌ったりしてしまうかもしれない。
妄想を現実化するのは危険ではあるが、妄想するだけであればタダである。
天候が良くなったら、このシステムで月でも撮ってみるかな。
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妄想
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