最近、周りの需要でか、Waterfoxを入れたいという人が増えてきたので、メモがてら書いておく。
まず、なぜブラウザで64ビット版を使わなくては行けないのかという話からします。
32ビットアプリケーションでは、4GBまでのメモリ空間しか認識出来ません。
つまり、どんだけメモリを沢山積んであって、メモリに余裕があったとしても、4GB以上は使えず、メモリよりも速度の遅いHDDなどにスワップしてしまい、速度が低下していきます。
また、64ビットのWindows環境で、Flash Playerは64ビット対応しているのに、ブラウザは32ビットのままだと、とても不安定な環境となってしまいます。
簡単に言えば、64ビットOSなら、アプリケーションも64ビット版があるならそちらを使うほうが良いということです。
Waterfoxをインストール出来る環境は、64ビットのWindowsやMac OS X環境です。
35.0からMac OS Xも対応したみたいですね。
Windowsでの調べ方は、スタートメニューのコンピュータを右クリックし、プロパティを開きます。
システム種類: 64ビット オペレーティング システム
となっていればokです。
次に、メモリーを4GBよりも多く搭載していること。
4GBしか搭載していないのであれば、Waterfoxにする必要がありません。
こちらも、先のプロパティ画面にて、
実装メモリ (RAM):
として確認できます。
さて、Waterfoxなんですが、基本的に英語版しか提供されておらず、日本語環境にするには、一手間二手間必要になりますが、一度設定してしまえばokです。
Waterfoxが35.0だとすると、Japanese Language Packも35.0というものが必要になります。
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/japanese-language-pack-1/?src=api
上記ページより、言語パックを追加します。
さてさて、言語パックを入れて、ブラウザを再起動しても、メニューが日本語になっていません。
ブラウザの設定をします。
ブラウザのURLを入れる場所に、
about:config
と入れます。
メッセージがでたら、I’ll be careful, I promis!をクリックします。
searchボックスに、
general.useragent.locale
をコピペしましょう。
これが表示されたら、ダブルクリックして、Valueがen-USなら、ja-JPに変更します。
同様に、searchボックスに、
intl.accept_languages
をコピペし、表示されたら、ダブルクリックし、Valueがen-us, enなら、ja, en-us, enに変更します。
これで、ブラウザを再起動して、メニューが日本語になっていればokです。
なお、以前よりWaterfoxを使っていて、、今回の35.0バージョンでは、通常のアップデートは出来ません。
Waterfox 35.0 Setup.exeをダウンロードし、実行することで、アップデートされ、言語パックもアップデートされます。
Mac OS Xのセットアップファイルや他の言語パックは、
https://www.waterfoxproject.org/downloads.html
こちらからダウンロードできます。
ではでは、64ビットの快適な環境をお楽しみください。
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Waterfox 35.0
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