ちょっと前に書いたHTMLの基礎の基礎。
今回は編集、特にMicrosoft Windowsでのショートカットについて書いてみようと思う。
前にも書いたとおり、パソコンというものは何をするにもファイルの内容を書き換えたりしなければ、自分の使いやすいように変更したりできないもので、今でもその傾向は多少なりとも残っています。
いわゆるコンフィグレーション・ファイルと呼ばれるアスキーテキストのファイルの編集をするのです。
まぁ、ここですべてのコンフィグレーション・ファイルの話ができるわけはありませんので、内容に付いては書きませんし、コンフィグレーションの意味を理解して編集できるような人は、この記事を読んでいるとは思えませんw。
さて、Microsoft Windowsで言えば、メモ帳、ペイント、Word、Excel、PowerPoint、などなど、何かしらのアプリケーションを使ったことがあるとと思います。
これらのアプリケーションで共通的に使えるショートカットは、基礎中の基礎であり、知っておいて損はしないと思います。
皆さんが一番使うであろうショートカットはコピー・アンド・ペースト、いわゆるコピペであろう。
コピー・アンド・ペーストの名の通り、コピーとペーストは別の操作で、コピーとペーストで一連の操作ということになります。
コピー: Ctrl + C
ペースト:Ctrl + V
これらは、コントロールキーを押しながらCを押すとコピーし、コントロールキーを押しながらVを押すとペーストするという意味です。
切り取り:Ctrl + X
元に戻す:Ctrl + Z
コピーの代わりに切り取り操作で、移動することも出来ますし、場合によっては元に戻すこともできます。
ここで覚えて置かなければいけないのは、コピーした情報は1つだけで、複数保持されていません。
つまり直前にコピーした情報だけがペーストできるということになります。
この情報が保持される場所をクリップボードと言います。
例えば、文章内の特定の文字列をコピペしたい場合、その文字列をカーソルやキーボードで選択します。
キーボードのみで選択する場合は、矢印キーで選択したい文字列の先頭か末尾に移動し、
選択:Shfft + 矢印キー
で選択出来ます。
選択されたところはハイライトや反転、文字が太くなったり、背景色や文字色が変わったりします。
マウスのみで選択する場合は、その文字列の先頭から末尾へドラッグするか、特定の単語ならば、クリックを数回することで選択できる場合もあります。
本日は晴天なり。
It's fine weather today.
例えば、晴天をダブルクリックすると、「晴天」だけが選択され、トリプルクリックすると「本日は晴天なり。」の一行が選択されることでしょう。
また、英文などはスペースで区切られているので、単語、一行というようになります。
クリップボードに保持されるものは、テキストだけではありません。
例えばペイントで選択された画像だったり、エクスプローラで選択されたファイルだったり、様々ですので、そのコピーしたものがペーストできる環境でなければ、意味がありません。
あとは、様々なアプリでの文字列検索として、
検索:Ctrl + F
が検索に割り当てられていたりしますので、こういう操作も覚えておくとよいでしょう。
これくらいのことがスムーズに行えると、コピペは自由自在でしょう。
続いて、アプリケーションごとに、様々なショートカットが用意されていることはご存知でしょうか?
例えばメニューバーに「ファイル(F)」のように括弧付きで、あるような場合は、
Alt + F
という操作になります。
Altはオルタネイティブ(alternative)のことで、オルトキーやアルトキーなどと呼ばれたりします。
続いて、よく使うキー操作は、タスク切り替えなどです。
Windowsはマルチタスクで、いろいろなアプリケーションを起動して、それらを切り替えて作業することができます。
その切り替え操作もショートカットあります。
古いWindowsからあったものとして、
正順:Alt + Tab
逆順:Alt + Shift + Tab
Windowsキーをがあるキーボードで、
正順:Windows + Tab
逆順:Windows + Shift + Tab
もありますので、使いやすい方でタスクの切り替えを行いましょう。
続いて、デスクトップ画面を表示したい場合、
デスクトップ:Windows + D
という操作で一発でデスクトップ画面に行けるので便利です。
続いて、画面ロック機能です。
パソコンから離席するとき、画面をそのままにしておいたら、誰かに見られてしまうかもしれないし、場合によってはいろいろいじられてしまうこともあるでしょう。
画面がロックされ、パスワードを入力しなければもとに戻りません。
こういったショートカットキーを覚えて、作業を素早く行えるようになると便利ですよね。