今日はことばの日

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好きな言語は日本語であることは間違いないけど、
好きな言葉と言われると難しいな。

例えば、好きな言葉だけで文章を書くってことはあるんだけど、
それだけではどうにもならないこともあるかもしれない。

つまり、嫌いな言葉だけれども、他に同じ意味やイメージを文字数を
持つものが無い、代替の効かない言葉もあるだろう。

文章を長くすれば、説明は出来たとしても、音感として聞き心地が良いかとか、
読みやすいかとか、いろいろとあることだろう。

自分の基準だと、面白いと思える言葉ならば、好きな言葉だと思う。
嫌いな言葉は、人を不快、不愉快にさせる言葉であろうが、
これはすごい難しいのである。
例えば、丁寧語、謙譲語、尊敬語などで話したり、書いたりすれば、
必ず読み手は良いイメージで受け止めるかというと、
そうならないこともある。

つまり、丁寧語、謙譲語、尊敬語を使うことが、
逆に嫌味に取られるように話すことも出来るし、
そのように書くことは前後の文章でどうにか出来るだろうし、
聞き手側を愉快にさせることも、不愉快にさせることも出来るということ。

日本語って難しいよね。
表現が多彩で、豊かだからこそ、面白くもあり、怖くもある。

日本には汚い言葉が少ないと、外国人は認識しているようだが、
それは日本語を知らないからだと私は思う。

日本語は直接的な表現も出来るが、間接的な表現、
比喩を使ったり、倒置したり、様々な手法で表現してくる。

つまり、日本文化を理解しないことには、日本語を理解するのは難しい。

裏を返せば、外国語も、その国の文化を理解しないと難しいということである。


ではでは