青天の霹靂

昨日は映画の日（ファーストデイ）ということで、映画を3本ほど見てきました。


その中で、一番面白かったというか、今まで私が見た映画のなかでかなり上位に位置してもおかしくないだろうと思ったのが「晴天の霹靂」である。


劇団ひとりの小説の映画化ということなのだが、「陰日向に咲く」も劇場で見ているが、あれより全然いい。


小説の「青天の霹靂」を読んでいないし、小説自体をあまり読まないのでなんとも言えないのだが、映画ならでは手法を取っていると感じだ。

それは、劇中での主要登場人物三名の映画的TPOによっての名前の呼ばれ方で、うまいこと話が進んでいくというところに注目してみると、その三人物での言動、行動の意味がより明確に浮き彫りにされていくであろう。

ということで、この映画「青天の霹靂」に関して言えば、パンフレットとかで登場人物紹介などを決してみてはいけない。

私は既にみたので、いろいろとネタバレしていないとされる記事を読んでみたが、どうしても登場人物を何らかの名前で説明してしまっているので、それらも見てはいけない。

この映画ほど、事前情報を入れてはいけないと思ってしまった映画はないかもしれない。


ぜひとも、劇場に足を運んで私の言っている意味を確認してみてください。