Quantcast
Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5376

IVS Finder作ってみた

$
0
0

IVS FinderをAmeba Owndに作ってみた。

 


IVSというのは、異体字セレクタと言いまして、インターネットで利用されている文字体系にunicodeというものがあるのですが、これは各国で使われている文字を一つにまとめようという規格でして、その中で漢字というものの占める割合は、他の言語に比べて大きい。

更に、異体字をどう扱うかということが問題でして、それをどうにかしようとしているのがIVSという規格です。

例えば、
東京都葛󠄁飾区の「葛󠄁」の字と、
奈良県葛󠄀城市の「葛󠄀」の字とは、
unicode以前から、同じコードのため、同じ文字が利用されて使い分け出来ませんでした。
それをカバーするのがIVSという規格ということでして、IVSに対応したフォント、IVSに対応したアプリ、というものが揃うと、使えるようになる。
とは言っても、使えない環境では同じ文字に見えてしまう。


さまざまな、サイトウさん、ワタナベさん、などがこれによってアイデンティティを保てたりもします。

IVS Finderのページに行ったら、
IVSを調べたい漢字を入力して、フォントを選択すると、そのフォントが持つデータを引っ張ってきますので、欲しい漢字をコピペすることで、他の環境で利用したり出来ます。
当然、利用する環境にはそのフォントが必要で、ウェブ上で利用するならば、font-familyに指定する必要があるということです。


ではでは

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5376

Trending Articles