痛風で痛み止めの薬を処方してもらった。
食後3回の一週間分を処方してもらった。
こんなところにも数学が隠れている。
左側の3×7の一枚のものは胃薬。
右の2×5の2枚と1錠が鎮痛剤。
人間は10本の指を持つことからか、10進法の世界を想像しやすく、実際はかなりの部分が10進法の世界で生きている。
時計は60進法、コンピュータは2進法、など特殊なものもあることはある。
薬も数を数えやすいようにと、10の素因数分解は2×5の一通りなので、2×5の10錠としたのだろう。
方や、胃薬のほうは一日三食が定着したことで、食後に飲む薬ということで、三食を一週間分処方することからか、3×7のシートとしたのだろう。
どちらも合理的に考えてられてはいるが、出来ればより考えられている3×7で統一して欲しいと思ってしまう。
通風の痛みが長引き、また薬を処方してもらったのだが、今度は二週間分処方してくれた。
胃薬は3×7の2シート、鎮痛剤は2×5が4シートと2錠の端数。
さて、混乱しないように飲み続けるにはどうするのがベストなんだろうか。
鎮痛剤の2×5を、2×3と2×2に切り分けた。
同様に胃薬は3×2を2つ、3×1を1つに切り分けた。
これで、3×2のシートが2人分とみることが出来るので、飲み忘れとか飲み間違いとか起こりにくくなっただろう。
ちょっとした工夫だが、どちらも3×7のシートで統一されていれば、こんなことをする必要すらないのである。
薬の飲むタイミングって薬ごとに違うから、その薬の飲み方にあったシートにして欲しいですね。
なんでもかんでも十進数というのは考えが浅はかですよ。
なんてことを薬を飲みながら考えるのであった。
では皆様に問題。
ここに、とても丈夫な上皿天秤があるが、分銅がない。
分銅の設計を任せますので、できるだけ効率の良い分銅を設計して下さい。
分銅は何進法になると効率が良いでしょうか。
シンキングタ~イム
答え
3進法
理由
例えば1g単位に正確に測れる上皿天秤だとして、
最小の分銅を1gとする。
分銅は、
右の皿に乗せる
左の皿に乗せる
どちらの皿にも乗せない
の3通り考えられることから3進法となり、
1g、3g、9g、27g、81g、243g、729g、
2.187kg、6.561kg、19.683kg、59.049kg、177.147kg、…
分銅が11~12個もあれば、人間の体重を1g単位で計測出来ますね。
ではでは
knifeのmy Pick