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Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
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パズルゲームを作る

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午後のひとときに、ゲームを考案してみる。

この前やった、グループの和を等しく分ける問題を、パズルゲームに出来ないかを考えてみる。


【対象年齢】
6歳以上

【基本ルール】
最終的に辺で接した陣地の和を等しくする。
増設する際は、必ずしも今までの陣地と辺で隣合っている必要はありません。
但し、最終的に飛地になっていてはダメです。
例えば、4×4で、マスに1~16が振られているとする。
(1+16)×16÷4=68
つまり、合計が68になるようにゲームを進めていく。

【フィールド】
フィールドは横×縦で表現します。
4×4、6×6、8×8、10×10、などの正方形や、
3×4、4×3、4×5、5×4、などの長方形や、
5×5中央抜き、といった形が考えられる。
但し、人数や遊び方によっては使えないパターンも存在する。
数字の振り方は、左上から右へ、右端まで行ったら、1段下がって、左端から右へ。
または、ゲームが単調になったのであれば、シャッフルすることで難しさが増します。
何度もやることを考えると、コインが置けるくらいの大きめのマスで、コインなどを駒の代わりとして置くことで、ゲームを進めることが出来るだろう。
インビジブルでは一種類のコイン、ヴァーサスでは人数分の種類のコインを用意する必要がある。


【遊び方① インヴィジブル】
人数:1人~
インヴィジブルでは、すべてのプレイヤーが同じ陣地を増設していくことになります。
2人以上でプレイしている場合、ダウトで勝敗をつけることが出来ます。

【遊び方② ヴァーサス】
人数:2人~
ヴァーサスでは、すべてのプレイヤーが別の陣地を増設していくことになります。
人数によって、遊べるマス目が違うので、事前にマス目の数を計算してからやりましょう。
ヴァーサスでは、ダウトで勝敗をつけることが出来ます。

【用語① ダウト】
プレイヤーは順番に増設していき、間違っていると思われるとき、ダウトすることが出来ます。
ダウトされたプレイヤーは、残りマスの数×n秒以内(nはプレイヤーの年齢などを考慮して設定してください)に、正解にたどり着かなければなりません。
たどり着ければ、ダウトされた人の勝利。
たどり着けなければ、ダウトした人の勝利。
誰もダウトせず、正解にたどり着ければ引き分け。
3人以上でのダウトは、全員の正解を作る必要があるので、かなり厳しいことになります。

【用語② シャッフル】
シャッフルは、インビジブル、ヴァーサスに関わらず、盤面の番号の振り方が、ランダムにシャッフルされた状態でスタートするということ。
2人以上でプレイしている場合、シャッフルした人は、1番目のプレイヤーにはなれません。
シャッフルはかなりの運要素があり、最初から出来ない場合もあります。

【ヴァーサスにおける人数別フィールドの必要条件】

 

2人4×4(68)、4×5(105)、5×4(105)、5×5中央抜き(150)、6×6(333)、8×8(1040)
3人3×3(15)、5×5中央抜き(100)、6×6(222)、9×9(1107)
4人8×8(520)
5人10×10(1010)

あくまでも必要条件です。
十分条件ではありませんので、どうやっても出来ない場合も考えられます。

例えば、
3人4×5(70)は1通りありますが、3人5×4(70)では解はありません。
3人3×3(15)、3人5×5中央抜き(100)は、それぞれ解が1通りしかありません。
4×4(68)は、7通りしかありません。
6×6(333)は、500通り以上あることが確認されています。

小学生くらいの子どもならば、2人の4×4、2人5×5中央抜きのがオススメ。
中学生以降であれば、2人の6×6がオススメ。
ボッチの暇つぶしならば、6×6のインヴィジブルで、何パターン見付けられるかの孤独な挑戦をオススメする。


さて、このパズルゲームに適当なタイトルを考えなければならない。
何が良いかなぁ。
共生とかという意味で、シンビオントとでもしておこうかな。


ではでは


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