芸能人がSNSでの行動を叩かれたり、炎上したりして、はたまた自殺したり、…
匿名性が高い低いに関わらず、ソーシャル・ネットワーク・サービス、つまりSNSというのだが、なにか芸能人は勘違いしているように思う。
この前の政治的なハッシュタグの問題も、自分の真意でないことをつぶやいたりする。
はたまた、誰かがSNSで誹謗中傷され、自殺したかは事務所も伏せているのに、SNSでの最後の書き込みを意味深にとらえて、あたかもSNSが原因で自殺したと受け取り、なんかうだうだ言っている。
匿名が許される場に、実名や芸名で参加するということ自体が、そもそもナンセンスなんだよ。
匿名であるから、言いたいことも言える。
ある意味本音のトレンドを探れる場でもあるし、先のような偽のトレンドを作ることも出来る。
匿名性の高いSNSで、実名や芸名や通名で、言いたいことを言ったら、それは自己責任である。
匿名性の高いSNSはそういうものだ。
ソーシャル・ネットワークにも、向こう側に人間がいる。
確かにそうかもしれないが、今はbotもあるし、AIも発達してきていて、本当に相手が人間なのか、解らない世界でもある。
芸能人のSNSだと言われているが、本人なのか、ゴーストライターが書いているのか、はたまた偽者なのか、事務所が本人だと言ったとしても、本当に本人が書いている保証はない。
民放のテレビに出るということは、少なからずスポンサーの意向にそぐわなければ、キャスティングされることもないし、唐突に降ろされることもある。
そういう、自分の発言なのだが、自分の真意でない発言をする場合が、今のテレビ業界には存在する。
兎にも角にも、スポンサー様様、視聴率、トレンドだけを追っかける。
そのトレンドを探るもの、量るものとしてSNSもあり、ある意味炎上も、芸能人としてはテレビに取り上げられないよりは、炎上してでも名前と顔を露出させないと生きていけないという、おかしな業界である。
そんなテレビ業界を脅かす存在となって来ているYoutube。
昨今では、芸能人もYoutubeのチャンネルを持って、日々動画を上げている人もいるし、うまくやっていっている芸能人もいれば、うまくいかない芸能人もいる。
Twitter、Instagram、ブログ、などなど、SNSを利用している芸能人も多いが、まったくSNSをやっていない芸能人もいる。
そもそも、自分の性格や生活リズムに合っていないSNSを、無理してまで続ける必要があるのだろうか?
実名や芸名でSNSをやるのは、ある意味宣伝目的、露出目的、金銭目的があってのことだろう。
実際問題、SNSをやっていない芸能人だってごまんと居るだろう。
SNSがなかったころの芸能人だって、自殺する人は居たし、それが実社会のいじめだったのかもしれないし、社会への絶望だったかもしれないし、理由は遺書でもなければ解らないだろう。
いじめられる側が100%悪いとは言わないけど、なぜそこで我慢するのかが解らない。
別にSNSがなきゃ生きていけないなんてことは無いし、そこから距離を置くことも出来るのに、なぜ居続けようとするのだろうか。
SNSのアカウントを削除したって、芸能人を続けることも出来たはずだ。
もしSNSを辞めることが芸能界を去ることと同一だというのであれば、一般人に戻って普通に生活することだって出来たはずだ。
SNSを心の拠り所にしていたんであれば、ダメージは大きいかもしれない。
でも、SNS以外に心の拠り所を見つける時間は十分にあったはずだ。
やはり、自殺をした人間を擁護することは出来ない。
無様でも、逃げてでも、生き続けて、人生をまっとうする。
そういうもんだろうよ。
ではでは
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匿名のSNSに対して何を期待しているのだろうか
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