午後のひとときに数学の問題を解いてみよう。
問題
2a=3b=6
この式から、aとbの関係式として、正しいものを選べ。
- a+b=1
- a+b=6
- ab=1
- ab=6
- ab=a+b
- a/b=1
- a/b=3/2
- a/b=2/3
- a2+b3=ab6
- a3+b2=ab6
シンキングターイム
あえて計算を端折らずに、一つ一つ進めてみます。
2a=3b=6
2a=6に着目すると、
両辺のlog2を取る
log22a=log26
a・log22=log26
a・1=log26
a=log26
a=log2(2・3)
a=log22+log23
a=1+log23
a-1=log23 …(1)
3b=6に着目すると、
両辺のlog3を取る
log33b=log36
b・log33=log36
b・1=log36
b=log36
b=log3(2・3)
b=log32+log33
b=log32+1
b-1=log32 …(2)
(1)式と(2)式を掛けると、
(a-1)(b-1)=(log23)(log32)
あえて計算を端折らずに、一つ一つ進めてみます。
2a=3b=6
2a=6に着目すると、
両辺のlog2を取る
log22a=log26
a・log22=log26
a・1=log26
a=log26
a=log2(2・3)
a=log22+log23
a=1+log23
a-1=log23 …(1)
3b=6に着目すると、
両辺のlog3を取る
log33b=log36
b・log33=log36
b・1=log36
b=log36
b=log3(2・3)
b=log32+log33
b=log32+1
b-1=log32 …(2)
(1)式と(2)式を掛けると、
(a-1)(b-1)=(log23)(log32)
ab-a-b+1=(log23)(log32)
ab-a-b+1=((logx3)/(logx2))((logx2)/(logx3))
ab-a-b+1=1
ab=a+b
となりました。
赤文字で示したところは、大抵省略されがちです。
logの様々な性質が使われていますね。
おさらいしておきましょう。
性質1. logの底と真数が等しいならば、1
logaa=1
性質2. logの底と真数から、0より大きく1以外の適当な底の分数の形に
logab=(logxb)/(logxa)
性質3. logの真数が冪で表せるならば、指数を外に出して積の形に
loga(bc)=c・logab
性質4. logの真数が積で表せるならば、和の形に
loga(b・c)=logab+logac
性質5. logの真数が商で表せるならば、差の形に
loga(b/c)=logab-logac
これだけ覚えておけば、あとはどう変化させていけば、簡単になっていくのかを考えればよい。
慣れるまでは丁寧に変換していくのが良いと思う。
慣れたら、ある程度一気に行っても良いと思う。
頭の良い人たちの動画は、端折ることに力を注ぎすぎていて、視聴者置いてけぼりだったりする。
数学でも行間を読めということなのかもしれないけど、もっと丁寧に教える動画があっても良いと思う。
試験とかだと一分一秒を無駄に出来ないから、早解きするんだろうけど、間違えたら本末転倒だろう。
ではでは
ab-a-b+1=((logx3)/(logx2))((logx2)/(logx3))
ab-a-b+1=1
ab=a+b
となりました。
赤文字で示したところは、大抵省略されがちです。
logの様々な性質が使われていますね。
おさらいしておきましょう。
性質1. logの底と真数が等しいならば、1
logaa=1
性質2. logの底と真数から、0より大きく1以外の適当な底の分数の形に
logab=(logxb)/(logxa)
性質3. logの真数が冪で表せるならば、指数を外に出して積の形に
loga(bc)=c・logab
性質4. logの真数が積で表せるならば、和の形に
loga(b・c)=logab+logac
性質5. logの真数が商で表せるならば、差の形に
loga(b/c)=logab-logac
これだけ覚えておけば、あとはどう変化させていけば、簡単になっていくのかを考えればよい。
慣れるまでは丁寧に変換していくのが良いと思う。
慣れたら、ある程度一気に行っても良いと思う。
頭の良い人たちの動画は、端折ることに力を注ぎすぎていて、視聴者置いてけぼりだったりする。
数学でも行間を読めということなのかもしれないけど、もっと丁寧に教える動画があっても良いと思う。
試験とかだと一分一秒を無駄に出来ないから、早解きするんだろうけど、間違えたら本末転倒だろう。
ではでは