さてさて、一通りの設定の話はしましたので、後は微調整を繰り返していくだけです。
そこで、ちょっとしたテクニックがあります。
角度を調整して確定して、ポップ(被写界深度)、明るい、色、などを微調整しました。
このような状態で、オリジナルというか前回確定した状況と見比べることが容易に出来ます。
それは、画像の中央あたりをマウスの長押しをします。
すると、角度を確定した状況に切り替わるので、加工前と加工後の違いが一目瞭然ですね。
このマウス操作を使いこなすと、微調整がしやすいかと思います。
ファイル1:角度のみ調整
ファイル2:ポップを最大に
ファイル3:明るいや色を微調整
として、マウスオーバーで変化をご確認ください。
ファイル1→ファイル2
ポップで、被写界深度が深くなり、手前から遠くまでピントが合って、くっきりとする。
ファイル2→ファイル3
明るい、色、の設定で、空の色や木々の色に気をつけながら微調整。
ファイル1→ファイル3
これがビフォーアフターです。
完全にモヤが晴れたような感じに仕上がりました。
ファイル3→ファイル1
マウスオーバーが効かない環境用です。
先の記事にも書きましたが、田園調布から東京スカイツリーまでが約18km、東京タワーまでが約9.8kmもあります。
6月は湿度が高く、空気中に水蒸気が多くあり、夏も近いので暑さで大気が揺らぐという、こういう写真を撮るのに一番適さない時期です。
天頂近くは青空が広がっていても、水平線付近はどうしても白けてしまうものです。
さて、好みの写真に仕上がったら、必要に応じてトリミングすることもあるでしょう。
トリミングは、編集時の右ペイン上部の一番右アイコンから、アスペクト比アイコンで、
フリー
元のサイズ
正方形
16:9
4:3
3:2
と用意されていますので、アスペクト比を指定し、トリミング範囲を決めれば良いでしょう。
ファイルは共有したり、ダウンロードしたり出来ます。
一番左の[共有]アイコンでSNSに共有したり、一番右の[︙]アイコンから、加工済みのものを[ダウンロード]したり、[元の写真をダウンロード]したり出来ます。
サムネイルで複数選択して、[︙]アイコンから[ダウンロード]すると、Photos.zipのような圧縮ファイルでダウンロードされます。
もう少し、サンプルを載せておきます。
加工前→加工後
加工後→加工前
赤レンガ倉庫のクリスマスイベントで撮ったサンタと夕景です。
サンタであることをちょっとわかりやすくして、夕焼けの色を大胆に変えて幻想的にしてみました。
加工前→加工後
加工後→加工前
駅の電光掲示板です。
文字をくっきりさせ、蛍光灯の反射で掲示板が見にくくなっているのを抑えてみました。
このアプリ1本で、こんなことが簡単に出来てしまうわけですから、編集が楽だし楽しいし、便利この上ないですよね。
昭和は高度経済成長時代、平成はネット時代でしたが、令和はAI時代に突入という感じですね。
ではでは