ちょっと怖いと感じてしまう可能性がある記事なので、そういうのに弱い人は読まないでね。
この話は、昨夜の夢から始まる。
昨夜0時前にふと目がさめ、旧友の夢を見ていた。
その旧友とは、高校3年からの付き合いで、同じ大学の同じ学部に進み、一緒に勉強したり、呑んだりした仲なのだが、2006年6月11日にこの世を去っている。
夢に出てくるからどうしたのかなぁと思っていたら、0時になり、スマホが今日のお知らせのポップアップを出しているので確認すると、明日がその旧友の誕生日と告げている。
あぁ、お前の誕生日を、一緒に過ごした記憶はないけど、お前のことは忘れていないよと思って、もう一度床につく。
朝7時に起床すると、お袋が親父の見舞いに行こうと言い出す。
火曜日から入院し、水曜日に透析のためのシャント手術をして、木曜日の今日である。
今週土曜日にも退院するというのだが、まぁタイミング的にも一度は病院を見に行くのもと思い、13時前に家を出て、バス、電車を乗り継いで、病院に向う。
病院は駅から直ぐで、来る途中に高架橋の電車の車窓から見えるのだが、そこに一緒に見えたものが、その旧友の母校の中学校である事を思い出した。
公立の中学なので、越境ということはなくて、旧友は中学時代はこのあたりに住んでいたことになる。
この駅は、私が社会人になってから出来た新しい駅で、一度も乗り降りしたことがないのである。
思い出すと、その旧友が亡くなったと知らされた前日にも不思議な事があった。
その日のブログには、
妹の娘つまり姪っ子を妹の家へ送り、その足で弟の引越を手伝った。
弟の引っ越し先が、私の通っていた大学のそばで、私のよく知る場所であった。
15年ぶりにその地に足を下ろしたのである。
さすがに15年という月日は長い。
前はアパートという風な学生が住む町並みだったが、綺麗なマンションが立ち並んでいる。
当然、私の先輩や同輩や後輩がそのあたりにも住んでいた。
その頃の知り合いはどうしているだろうか。
という記事を書いていたのである。
この日の車でのルートを確認してみると、妹の家から高速に乗るには、自宅から自転車で20分の距離にある母校の高校の近くを通ることになる。
自宅と妹の家を往復するのであれば、本来通らない道である。
高速に乗り、弟の引越し先に行く途中には、その旧友が大学時代に過ごしていた家があり、私も何度も勉強会という名目で遊びにいった場所がある。
弟の引越し先は、大学のそばだし、我々の代の数学科の人数は130人程度で、同じ高校出身は彼だけなので、どう考えても、その旧友の事が思い浮かばないわけがないのである。
不思議なことってあるよね。
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不思議な出来事
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