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Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
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タイトルをもう少し考えようや

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徳永英明、7日から全国ツアー再開 脳梗塞で休養から復帰
 軽度の脳梗塞のため休養している歌手・徳永英明が、7日から全国ツアーを再開することが明らかになった..........≪続きを読む≫



徳永英明 脳梗塞で休養から復帰

こういうタイトルってどうよ。

日本人だからちょっと変な構文も、おそらくは正しいとされるものに置き換えられるのだろう。

だけどさ、こういう「てにをは」の気持ち悪さってなんだろう。

「徳永英明」(が)「脳梗塞」で「休養から復帰」
まずは、このように解釈してしまった。
そうして、これは違うなとなって、
「徳永英明」(が)「脳梗塞で休養」から「復帰」
なんだと考えるわけです。

日本語は助詞や助動詞で倒置が使える珍しい言語である。
助詞なしでも、単語だけを連続して話すなり書くなりしても、多少は理解できる。
そういう意味で、外国人でも日本語への入り口は広いと思われる。
まぁ、漢字やニュアンスといった最大の難問が控えて入るのだがw。

ニュースのヘッドラインのような、限られた文字数に、人目を引きやすいワードを入れなければ、クリックしてもらえないというのはわからなくもないんだけどね。

なぜ、「脳梗塞で休養から復帰」は駄目なのだろうか。
いや、駄目じゃないんだけど、受け入れ難いのはなぜだろうか。

例えば、
徳永英明 脳梗塞で休養
ならば、文法的に問題はないだろう。
つまり、これで文章として成立してしまっている感がある。
完成されているものに、余計なものが付いていて、脳が付いて行けないのかも知れない。

例えば、
徳永英明 脳梗塞による休養から復帰
ならばスムーズにイメージできる。

自分は理系であるが、数学と美術しか出来ないから理学部数学科を選んだ。
芸術系の大学に進むには英語が必要だったというのもある。
文系の人が文系を選ぶ理由として、数学が出来ないからというものが多いらしい。

文系の授業内容を知らない理系な人間からすると、日本語の文法とかそういうしっかりしたところを学んでいて欲しいという願望があったりする。
理系に比べて圧倒的に単位数が少ないのだから、もっと単位を増やしてもいいんじゃないのかと考えてしまうのは、こういうところなのだろうか。


ではでは


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