色鉛筆みたいだけど、鉛筆削りはいらなくて、糸を引っ張ると、紙がくるくるっと剥けて、芯が出るアレ。
そもそも鉛筆削りが不要な鉛筆を作りたくて作ったわけじゃないようです。
一般的な色鉛筆は紙に書くことを前提としていますが、皮膚、金属、ガラスといったものにも書ける色鉛筆を作りたかったのです。
芯にワックスを混ぜることで、目的は達成できたのですが、気温や湿度の変化で芯が伸縮してしまい、芯が抜けてしまうというトラブルがあったそうです。
そこで木枠を使うことをやめ、伸縮に耐えうる様に紙で巻くことになったそうです。
というわけで、一般的な名前は紙巻鉛筆で、三菱鉛筆ではダーマトグラフ、トンボ鉛筆ではマーキンググラフという商品名で販売されています。
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