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Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
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算数オリンピックトライアル04

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本日は、ちょっと思考を変えて、算数オリンピックの過去問を解いてみる。


すべて1以上の連続する4個の整数A, B, C, D (A<B<C<D)があり、順に7の倍数、9の倍数、11の倍数、13の倍数になっている。
この条件に合うA, B, C, Dの最小の組み合わせを求めよ。


とりあえず、AとBだけで考えてみる。

7と9の最小公倍数は互いに素なので、7×9=63。

これより、

7<A<63
9<B<63

から、

A=5×7=35
B=4×9=36

は容易にみつかるだろう。

仮に、C=37とすると、

C÷11=3...4
63÷11=5...8

つまり、63ずつ足していくと、Cの余りは、4, 1, 9, 6, 3, 0, …と変化する。

A=35+5×63=350
B=351
C=352

仮に、D=353とすると、

353÷13=27...2
63×11=693
693÷13=53...4

となり、693ずつ足していくと、Dの余りは、2, 6, 10, 1, 5, 9, 0, …と変化する。

A=350+6×693=4508
B=4509
C=4510
D=4511

答え (A, B, C, D)=(4508, 4509, 4510, 4511)

などと、泥臭くだが求めることが出来る。

スマートに求める方法はないかなぁ。


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