1973年、ひらけ!ポンキッキが始まったのが、ちょうど私が幼稚園児だったころである。
確か、放送時間は昼過ぎだったかと思う。
小学校に上がったころから、放送時間が朝になり、これを見てエンディングを聞くころには学校に向かうという感じだったかと思う。
当時、子ども向け教育番組は結構あって、
おかあさんといっしょ(NHK教育/1959-)
ロンパールーム(日テレ系/1963-1979)
ママとあそぼう!ピンポンパン(フジ系/1966-1982)
できるかな(NHK教育/1970-1990)
カリキュラマシーン(日テレ系/1974-1978)
…
などなど、NHK以外は私が中学のころには軒並撤退している。
ひらけ!ポンキッキから始まったポンキッキシリーズも、本日の放送で終了とのこと。
数々の名曲を世に送り出してきました。
一番の大ヒットは1975年発売の、およげ!たいやきくんであり、約457.7万枚だそうです。
1975年の総人口が、111,939,643人ですので、約1枚/24.5人
1975年の世帯数が、1742.7万世帯ですので、約1枚/3.8世帯
娯楽が少なかったとしても、驚異的な数字である。
因みに、
2位 女のみち 宮史郎とぴんからトリオ 約325.6万枚
3位 TSUNAMI サザンオールスターズ 約293.6万枚
4位 だんご3兄弟 約291.8万枚
5位 君がいるだけで 米米CLUB 約289.5万枚
と続きます。
他にも、いっぽんでもニンジン、まるさんかくしかく、パタパタママ、ホネホネロックなど、いろいろな曲がありました。
ポンキッキのオープニング曲、エンディング曲、良い曲が多くありました。
青い空 白い雲、かもめが空を、などが我々世代でしょうか。
また、キャラクターとしても、ガチャピン、ムックを筆頭に、長年愛されてきました。
更にいえば、ポンキッキ枠、フジテレビ枠も越えて、UQのCMや、NHKにまで出たくらいですから、これも驚異的なキャラクターと言えますね。
彼らの今後がどうなるかは、まだわかりませんが、大人な話しをすれば、版権はフジ系列が持ち続けることでしょうね。
因みに、フジ系列でいうと、「みなおか」は30年、「めちゃイケ」は22年、「ウチくる」は19年と、今年度で終了する。
長寿番組でも、視聴率が低迷すれば打ち切りというのも、時代の流れなんでしょうね。
いつからテレビがつまらなくなったんだろうか。
テレビっ子だった私も、明確な時期は解らない。
テレビが完全にダメとは言ってない。
今シーズンで面白かったドラマもある。
アンナチュラルは初回から面白かった。
単なる世代交代、新陳代謝ということなのだろうか。
情報発信メディアはテレビだけではなく、というよりもインターネットはテレビ、ラジオ、新聞等の様々なメディアを包括し、受け手に取っての情報の一本化、優位性が高いということなのだろう。
ではでは