最初から電車に乗っていたのは、なんにん？

ちょっと波紋を呼んでいる問題です。


問題（もんだい）

電車（でんしゃ）に何人（なんにん）か乗っています。
最初（さいしょ）の駅（えき）で19人（にん）が降（お）りました。
そして17人（にん）が乗（の）ってきました。
今（いま）、電車（でんしゃ）には63人（にん）います。
では、最初（さいしょ）から電車（でんしゃ）に乗（の）っていたのは何人（なんにん）でしょうか？


小学校1～2年向けの問題らしいのですが、46人が答えということで出回っていて、その答えに大人が困惑しているそうです。


なぜ、困惑しているのでしょうか。

元々は、イギリスの問題だったので、英文でした。


There were some people on train.
19 people get off the train at the first stop.
17 people get on the train.
Now there are 63 people on the train.
How many people were on train to begin with ?


英文でなかったとしても、算数や数学、その他の学問すべてに置いて、問題文の読解能力が試されているということでもあります。


63-17=43人派

63-17+19=65人派

が居るのは、イギリスでも日本でも同様のようです。


問題文の言葉が足りないと言えば、そうなのかもしれません。

43人だと考える人は、4行目の「今」や「Now」で、現時点での63人の中に何人いるのか。

65人だと考える人は、5行目の「電車に乗っていた」や「ware on train」で過去の話し。

ということだと思われる。


思うに、もし答えがどちらか一方だとするならば、算数嫌いが増えている原因かもしれませんね。

私も、あえてどちら派ということはやめておきます。

それは、英語が苦手だからです。