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Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
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今日はコットンの日

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「コッ(5)トン(10)」の語呂合せから制定されたんだって。

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また語呂合わせですね。

コットン、つまり木綿ですね。


豆腐には、木綿と絹ごしなどと呼ばれるが、炊きあがった呉から豆乳を絞りだす道具の布の素材はおそらく木綿であろうか。

なのにもかかわらず絹ごしとは、絹で濾したようになめらかさだからだろう。

また、木綿豆腐は、木綿豆腐用の型に、布を敷いて、そこに豆乳を流しこむことで作られ、その過程で表面に布目が付くから、木綿と呼ばれる。

木綿と絹というイメージから、木綿が一般的で、絹が高級的なイメージになりがちだが、実は豆腐の成分から言えば、高級なのは木綿らしいよ。

思うに食感とか、料理にもよるよね。


話しをコットンに戻す。


人間の叡智とはすごいなと感心する。

寒いからと服を作るのだが、糸という1次元の物から、、織って布という2次元へ、人間の体に合うように糸で縫い合わせて服という3次元曲面へと、次元を増やして変化させる。

つまり、焦点を当てるべきは糸というものなのだが、木綿から糸を紡ぐ、蚕の繭から糸を紡ぐ。

今では、様々な素材の糸が存在し、色も豊富で、布の折り方も様々あり、洋服の型も然りである。


日本の慣用句に「真綿で首を絞める」というものがある。

この真綿というものは、蚕の繭を煮たものを引き伸ばして、綿にしたものである。

一般的に、綿と言われると、コットン、つまり木綿を想像しがちだが、真綿は絹が正解である。

木綿という熟語の漢字を見れば、木の綿、つまり、綿が先にあって、木から取れる綿だから、木綿なのである。

また、ワタという漢字にも、棉と綿があり、前者は種を取り除く前、後者は種を取り除いた後とされたりもするが、今となっては後者の漢字ですべての状態を表わすことが一般的である。


面白いことに、ヨーロッパでは紀元前3世紀頃までコットンの存在を知らずに、羊毛の生える植物があると信じられていたらしい。

その証拠に、ドイツ語で木綿をBaumwolle、baumはバウムクーヘンからもわかるように木、wolleはウールで羊毛である。


そうそう、亜麻(あま)も忘れてはならないよね。

リネンやリンネンとも呼ばれているね。

そうそう、リネン室って聞いたことあるかな?

ホテルや病院とかでシーツなどを集める場所ね。


リネン、コットン、シルク。

これらの素材は、ポピュラーだよね。


植物性の織物を布、絹織物を帛とするらしい。

糸+帛=綿
>なんか、変な数式だなw。

逆に、

糸+布=𥿠

この漢字、かたびらと読む。

かたびらとはなんだろう。

片枚、帷子であれば、一重の着物ですね。

今では、忍者が身につける鎖帷子(くさりかたびら)くらいしか想像できないかも。

おそらく、衣類関連の意味があるんだろうけどね。


コットンの大規模栽培が始まったのが、紀元前5000~6000年くらいだとして、かれこれ7000~8000年の歴史。

なんか壮大だな。



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