「パソコンが重い」という表現をよく耳にするようになった。
別にパソコン自体の重量が変化しているわけでもないのに。
映画のバック・トゥー・ザ・フューチャーで、マーティの口癖が「こりゃヘビーだ(This is heavy)」というのに対して、ドクが「未来ではそんなに物が重いのか?重力に変化が起きているのか?」というのを思い出した。
一概に重いと言われても何がボトルネックになっているのか、パソコン初心者には到底解らない。
ましてや、重いときに何かをやろうなんてことはなかなか出来ない。
しかし、問題が起きているときの状況を調べなければ、今後同じような状況下に対応出来ないことにもなる。
一応プロでエキスパートの私でさえ、重くなったときに原因を突き止めることは容易ではない。
まずはタスクマネージャを起動したいところである。
CPU使用率が100%なのか、メモリ使用率が100%なのか、ディスクアクセスが100%なのか、どんなタスクがパソコンを重くしているのか、…
この画像では、ディスクアクセスが100%になっていますが、CPU使用率やメモリ使用率には問題はありませんね。
プロセスタブや詳細タブで、100%になっているデバイスをクリックすれば、そのデバイスでソートされて、使用率の高い物が上位に現れるので、どんなものが上位にあるのかを確認しておき、あとでそれを調べることになるだろうか。
また、「リソースモニターを開く」で、もう少し詳細な情報を得ることが出来ます。
さて、こうなってしまうと、調査するにも、調査するためのプログラムの起動に時間がかかってしまったりします。
メモリやCPUには十分に余裕があるのにも関わらずです。
また、私の様に日頃からタスクマネージャを起動しているなんてことはしていないでしょう。
Windows10にしてから、何度もこの問題が起きては調査した結果、原因は自動メンテナンスでした。
もし、重要な作業や急ぎの作業があって、メンテナンスよりもそちらを優先しなければならないのであれば、メンテナンスを停止することも可能です。
田アイコンを右クリックし、検索をクリックします。
ウィンドウ下の検索窓に「セキュリティ」と入力したいが、この窓には日本語は入力できそうもないので、「seky」と途中まで入力してみると「セキュリティ状態の確認」が検索結果に表示されますので、それをクリックします。
ウィンドウが開いたら、メンテナンス(M)をクリックして、メンテナンスの項目を開きます。
思った通り、自動メンテナンスが動いていました。
「メンテナンスを停止」をクリックすれば、停止することも可能です。
メンテナンス自体は定期的に必要なことですので、優先作業が終わったら、「メンテナンスの開始」で再開しておきましょう。
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パソコンが重い
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