今年は6年ぶりの5連休のシルバーウィークとなりました。
さて、タイトルの国民の祝日の英語表記について、考えてみようと思う。
まず、
Public | Holiday | |
公的な | 休日 |
これは、直訳すれば公的な休日となり、熟語で表すならば公休日(こうきゅうび)である。
National | Holiday | |
国民の | 休日 |
これは、直訳すれば国民の休日となり、熟語で表すならば旗日(はたび)や祝祭日(しゅくさいじつ)である。
日本には15の国民の祝日が存在する。
New Year's Day
Coming of Age Day
National Foundation Day
Spring Equinox Day
Showa Day
Constitution Memorial Day
Greenery Day
Children's Day
Sea Day
Respect for the Aged Day
Autumn Equinox
Sports Day
Culture Day
Labor Thanksgiving Day
Emperor's Birthday
例えば、上記の国民の祝日が日曜日になってしまうと、次の国民の祝日や振替休日ではない日を振替休日とする。
振替休日は国民の祝日ではなく、国民の休日となる。
英語表記では、
~ observed
のように後ろに付けることで、~の振替休日というように使われるようである。
振替休日自体の英語表記は
compensatory holiday
observed holiday
substitute holiday
などなど、定まったものは無いように思える。
ただ、compensatory holidayは代休という意味で使うこともあるので、なんとなく意味が違うような気がしないでもない。
さて、6年ぶりの5連休のシルバーウィークで、敬老の日と秋分の日に挟まれた日で、日本においても明確な呼ばれ方が無いように思う。
Bridge | Public | Holiday | ||
橋? | 公的な | 休日 |
Bridge:
名詞: 橋、架橋
動詞: 空間を埋める
直訳すると、公的な橋の休日となってしまうが、動詞として考えれば、公的な空間を埋める休日となる。
なるほどね。
この日も国民の祝日ではなく、国民の休日となります。
国民の祝日と国民の休日の明確な違いは解りましたでしょうか?