私の周りの人たちが、何人もアップグレード通知がきて、アップグレードしている。
なぜだか、私には通知が来ない。
タスクバーにある、
画像一番左の、Windows 10 を入手するアイコンをクリックすると、上記のウィンドウを表示するだけで、何も変化がない日々が続いている。
Windows 10 を入手するアイコンを右クリックすると、
とメニューが出るので、「Windows Update にアクセスする(U)」をクリック。
どうやら、更新プログラムのインストールに失敗している。
「更新履歴を表示します」をクリック。
失敗している項目をダブルクリック。
エラーの詳細: コード 80240020
このエラーに関するヘルプの詳細など見ても、なんか無理やり感があるので、おすすめできませんし、素人が読んだらちんぷんかんぷんでしょう。
ネットで上記エラーコードで検索を掛けるも、特定のフォルダのファイルをすべて削除するとか、レジストリーを書き換えるとか、そういうのばかりですので、こちらもおすすめしません。
一応、私はそれなりのWindowsの知識はあります(古くはWindows 2.11から、そういう仕事に携わってきている)が、あえてそれらのテクニックを使ってまで先へすすむことは、今回は避けたいと考えている。
Microsoftの正式な見解や解決策が提示されるまでは、一ヶ月くらいは待ってみようかと思います。
さて、ちょっと暇なんで、私とWindowsの歴史を振り返ってみようかと思う。
日本で最初に発売されたのがWindows 1.03で1987年なので、私は大学1年でした。
まだパソコンを購入していなかったころです。
NEC PC-9801で動作するWindowsで、今現在のものとは似ても似つかないものだったかと思います。
当時のOSはDOSで、WindowsはDOS上で動く擬似マルチタスクな環境であって、まだOSとは言えない代物でした。
フロッピーディスクで動作して、使えるメモリは640KBですからね。
MB(メガバイト)でもGB(ギガバイト)でもなく、KB(キロバイト)ですから時代を感じます。
Windows 2.0、2.1、2.11が発売され、CPUによって、286版と386版がありました。
286版はEMSメモリ、386版はXMSメモリが使えるようになった。
私が初めて買ったパソコンがPC9801 RA5で、386マシンです。
メモリは標準で1.6MBでしたので、640KB以外のメモリは1MBあったわけですね。
当時は爆速だったんですが、これも時代を感じます。
Windows 3.0が発売され、286版や386版のパッケージが統合されました。
Windows 3.1が発売され、おそらくこれあたりから認知度が高まったと思います。
このころ、社会人なりたてで、DOSのテストプログラマをやっていました。
確か、NECのパソコンにWindows 3.1をインストールするには、フロッピー20枚でインストールしたかと思います。
CD-ROMドライブあったことはあったんですけど、なぜか大変な思いをしてFDでインストールしてました。
1993年、Windows NT 3.1が発売される。
1995年、Windows 95はテレビでも取り上げられるほど認知度が高く、日本では1995年年内にギリギリ発売されたかと記憶しています。
このころは、ネットワークOSのN社に出向していて、タイミングよくネットワークの勉強が出来たころ。
1996年、Windows NT 3.51の日本語版が発売され、同年 4.0の日本語版が発売される。
新しいOSが出るということは、その環境での動作確認ということで、テストプログラマだった私の一番忙しかった時期でもある。
NT Server、NT Clientと、サーバー&クライアント型ネットワークの到来とも言える。
が、N社では既にクラスタリングとかやっていたんだから、MSのサーバー技術よりも抜きん出ていたな。
私が外資系ハードウェアメーカーのH社に転職したのがこのころです。
Windows 98、98SEと、USBが使われ始めた。
これ以前はといえば、シリアルケーブルやらパラレルケーブルやらですから、今では一般的になったUSBは画期的だったわけです。
2000年、Windows 2000(NTの後継)、Window Me(95、98、98SEの後継)が発売される。
2000年問題で忙しかった頃です。
Windows 2000が通し番号っでいうところの、NT 5.0に当たります。
2001年、Windows XPが発売される。
つい最近まで使っていた、もっとも長く使われたOSである。
通し番号でいうところの、NT 5.1、64ビット版が、NT 5.2。
512MBでも仕事に支障をきたさなかったから、今に思えば軽かったんでしょう。
Windows 3.x以前からは想像もできなかっただろうね。
2003年、Windows Server 2003が発売される。
サーバー専用ですから、仕事で使わないかぎり、お目にかかることはないだろう。
これも、64ビット版XPと同様に、通し番号でいえば、NT 5.1。
2006年、Windows Vistaが発売される。
メモリーを沢山詰めば、まともなOSだったらしいけど、結局私は使う機会はなかった。
通し番号でいえば、NT 6.0。
2008年、Windows Server 2008が発売される。
通し番号でいえば、NT 6.0。
2009年、Windows 7が発売される。
通し番号でいえば、NT 6.1。
通し番号と名前が一致してないよね。
2015年7月の時点で、世界のOSのシェア60.75%でトップである。
かくいう私も、今使っている。
2012年、Windows 8(コードネーム8)、Windows Server 2012が発売される。
通し番号でいえば、NT 6.2。
2013年10月から、Windows 8.1(コードネームWindows Blue)が提供される。
通し番号でいえば、NT 6.3。
Windows 9は、Windows 95や98との混同を避けるためか、世に出ずに終わる。
Windows 10(コードネームThreshold)が2015年7月29日より一年間の無料アップグレードと、今に至る。
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未だにWindows 10へのアップグレードの通知が来ない
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