http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/eos/consumer/default.aspx
私はOSを世代で考えて、サポート期間を区切るのはそろそろ難しいと感じてきている。
これは不景気でパソコンなどを買い換えないからということではないと思う。
ハードウェアの性能は上がっていく。
しかし、その上がっていくハードウェアにおいて、古いOSのほうが快適に動くという。
それは、新OSが旧OSよりもメモリを食うからだろう。
ビジネスシーンのデスクワークにおいて、パソコンの存在意義は大きい。
デスクワーク以外では、タブレットという選択肢もあるだろうが、タブレットオンリーで仕事を効率よくこなすことは難しいだろう。
キーボードという入力装置はデスクワークに置いてかなりの重要度を占めている。
今後音声入力やタッチに入力が主流になる可能性があったとしても、それはWindowsである必要はない。
Windowsであり続けるならば、そういう方向へのイノベーションは望んではいないというのが一般論であろう。
しかし、Microsoftとしても、新しい物が売れ続けなければならないだろう。
Windowsを使う利点とは何か、
・これまで長い間使い続けられていた
・今まで作られた膨大なファイル群
こういった資産である。
つまり、WindowsというOSで、こういった互換性が保たれることが重要であり、余計な機能を増やすことでOS肥大化していくということはユーザは望んでいないのではないだろうか。
OSやアプリが利用できるメモリー空間が増えたり、扱えるファイルサイズが大きくなったり、セキュリティが強化されたり、というのはそもそもの設計思想である。
が、メモリー空間やファイルサイズはそろそろほとんどの需要を満たしているような気がしますので、他のベクトルに力を入れるべきだとは思う。
しかし、力の入れるべきベクトルは、新しいUIである必要はないだろう。
せっかく使い慣れてきた環境から、使い慣れない環境に入りたくないということもあるのだろう。
UIが変わることがイノベーションだというのであれば、それは全く別OSと考えたほうが良いだろう。
つまり、WindowsはWindowsとして進化すべきであり、UIが変わったらそれはWindowsではないということである。
スマホやタブレットと、Windowsパソコンが同じUIである必要性はない。
Windowsはキーボードとマウスで使いやすいUIであり、スマホやタブレットとUIを統合することに意味があるとは到底思えない。
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Windows7 メインストリーム サポート終了
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