土用の丑の日

(function torinoichi(){ var today = new Date(); var year = document.getElementById('year').selectedIndex = today.getFullYear()-1900; year += 1900; var leap = Math.floor(year/4)-Math.floor(year/100)+Math.floor(year/400); var ved = Math.floor(20.8431+0.242194*(year-1980))-Math.floor((year-1980)/4); var d12 = ((year-1900-leap)*365+leap*366+ved+5)%12; document.getElementById('day').selectedIndex=ved-d12-6-Math.floor((11-d12)/10)*12+Math.floor((d12+5)%12/7)*2; document.getElementById('year').onchange = function(){changeday()}; document.getElementById('day').onchange = function(){changeday()}; onchange=function changeday(){ var year = document.getElementById('year').selectedIndex+1900; var leap = Math.floor(year/4)-Math.floor(year/100)+Math.floor(year/400); var ved = Math.floor(20.8431+0.242194*(year-1980))-Math.floor((year-1980)/4); var d12 = ((year-1900-leap)*365+leap*366+ved+5)%12; document.getElementById('day').selectedIndex=ved-d12-6-Math.floor((11-d12)/10)*12+Math.floor((d12+5)%12/7)*2; }})();1900年1901年1902年1903年1904年1905年1906年1907年1908年1909年1910年1911年1912年1913年1914年1915年1916年1917年1918年1919年1920年1921年1922年1923年1924年1925年1926年1927年1928年1929年1930年1931年1932年1933年1934年1935年1936年1937年1938年1939年1940年1941年1942年1943年1944年1945年1946年1947年1948年1949年1950年1951年1952年1953年1954年1955年1956年1957年1958年1959年1960年1961年1962年1963年1964年1965年1966年1967年1968年1969年1970年1971年1972年1973年1974年1975年1976年1977年1978年1979年1980年1981年1982年1983年1984年1985年1986年1987年1988年1989年1990年1991年1992年1993年1994年1995年1996年1997年1998年1999年2000年2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年2018年2019年2020年2021年2022年2023年2024年2025年2026年2027年2028年2029年2030年2031年2032年2033年2034年2035年2036年2037年2038年2039年2040年2041年2042年2043年2044年2045年2046年2047年2048年2049年2050年2051年2052年2053年2054年2055年2056年2057年2058年2059年2060年2061年2062年2063年2064年2065年2066年2067年2068年2069年2070年2071年2072年2073年2074年2075年2076年2077年2078年2079年2080年2081年2082年2083年2084年2085年2086年2087年2088年2089年2090年2091年2092年2093年2094年2095年2096年2097年2098年2099年2100年7月18日, 30日7月19日, 31日7月20日, 8月1日7月21日, 8月2日7月22日, 8月3日7月23日, 8月4日7月24日, 8月5日7月25日, 8月6日7月26日, 8月7日7月27日, 8月8日7月26日7月27日7月28日7月29日7月30日7月31日

以前、Excelで土用の丑の日の計算方法を示した。
→土用の丑の日

今回はJavaScriptで記事内にプログラムを埋め込み、パソコンでこの記事を閲覧すると、今年の土用の丑の日を示す。

また西暦のプルダウンを変更すると、その年の土用の丑の日を示す。


さて、今回の方法の信憑性を検証してみる。

まず、春分日の日にちの計算に、

Math.floor(20.8431+0.242194*(year-1980))-Math.floor((year-1980)/4);

という式を採用した。

実は、この式では上記プルダウンの西暦の期間において、不具合が生じる年が存在する。

そもそもこの式は1980年から2099年までのための式なのです。

問題がある年は1927年と2100年である。

上記式で1927年を計算すると、22という値となり、春分日は1927年3月22日となり、実際の春分日である1927年3月21日とズレが生じる。

同様に2100年を計算すると、19という値となり、春分日は2100年3月19日となり、実際の春分日である2100年3月20日とズレが生じる。

これら日付から、土用入り、土用明け、土用の一の丑を求めてみると、

1927年3月22日(卯) 7月21日(辰) 8月8日(戌) 7月30日(丑)
1927年3月21日(寅) 7月20日(卯) 8月7日(酉) 7月30日(丑)

2100年3月19日(申) 7月18日(酉) 8月5日(卯) 7月22日(丑)
2100年3月20日(酉) 7月19日(戌) 8月6日(辰) 7月22日(丑)

と、土用の期間はズレるものの、土用入りが子や丑の日でなかったために、土用の丑の日の計算としては影響がないと判断した。

とは言っても、春分日は天文台の観測によって決定されるものであって、計算式が正しいかどうかとは別である。

ゆえに、このプログラムの結果や内容によるいかなる不具合、不整合、不利益も当方は一切の責任を追わないものとします。

このデータを利用するにあたっては自己責任でご利用下さい。


ここからは、可能性の話をしてみます。

日付のプルダウンをみていただけるとわかると思うが、16パターンに分類しました。

これは、先の記事で書いた通り、

春分日=3月x日　とすると、
土用入り=7月(x-1)日
土用明け=8月(x-14)日

土用入りと明けを含めると、土用は19日間で、干支は12なので、土用の丑の日が1回の場合と、2回の場合ができる。

春分日は、3月19日、20日、21日、22日のいずれかである。

となると、土用入りも、7月18日、19日、20日、21日のいずれかになる。

仮に、土用入りが7月21日で、寅の日であったならば、一の丑は8月1日になり、二の丑がない年となります。

しかし、1900年から2100年までの201年間において、8月1日が一の丑になるものは、このプログラムの計算では見つかりませんでした。

もし、8月1日が一の丑になるには、春分日が3月22日であり、土用入りが7月21日で寅の日でなければならない。

これからの未来において、3月22日が春分日になることはそうそうないので、過去の日付で近々のものを探すと1853年となる。

1853年と言えば、ペリー来航であるｗ。

惜しくもペリーさんは土用の丑の日には帰ってしまっていますので、鰻は食べなかったでしょうｗ。

では、土用の丑の日の慣習を作った平賀源内のいた時代まで遡ってみましょう。

1853, 1837, 1821, 1805, 1798, 1782, 1766, 1750, 1734, …

1734年は源内13歳、1750年は29歳、1766年は45歳である。

春分日の計算も怪しいですし、ましてや1853年の段階でも、日本はまだグレゴリオ暦を採用していませんので、あくまでも今回の計算方法を盲目的に採用したとするということで、ジョークくらいに受け取ってくださいｗ。


ただ言えることは、日本がグレゴリオ暦を導入してからは、8月1日が土用の一の丑になったことは一度も無い。

言い換えれば、日本がグレゴリオ暦を導入してからは、土用の一の丑は必ず7月にあるとなります。


さて、可能性の話を進めると、最も早い土用の一の丑は7月18日となり、二の丑は7月30日となる。

この可能性は今回の期間中では2096年の1回だけです。

これは貴重ですね。