昨日、釣りという御題目を掲げてはいるが、ドライブの話です。
まず、私が都内を社有車で走り回っていたころにはなかった道が増えていたこと。
増えたという表現よりも、細かった道が太くなったといったほうが正しいのかもしれない。
例えば、保谷駅付近の話をすると、保谷新道は相変わらずの細さで、そこからかえで通りに入る部分だけ、極端に細い道で、そこを抜けると、二車線の道が表れるという不思議な感じだったのだが、そのボトルネックのような部分のお店が立ち退き、二車線のまま保谷新道と交差していた。
Googleマップのような地図で、縮尺を変えながらみると、おかしなことが起きるのだ。
広域地図では、幹線道路は太く表示される傾向にある。
これは、実際の道路の幅とは関係なく、ここでいう保谷新道を太く、かえで通りを細く表示してしまう。
ズームアップすると、実際の街並みの縮尺で表示されるので、逆転現象が起こる。
おそらく、ナビと人間の感覚の違いはここにあるのではないだろうか。
また、全然変わっていない道、いや道なんてそうそう変わるものじゃなくて、劇的に変わってしまうと風景が違いすぎて、迷子になった気分になる。
釣行の往路は、深夜ということもあって、ナビまかせで走っていた。
どうやらナビは武蔵境通りを選択していたので、中央線付近はクランクに曲がらざるを得ない。
私がこのあたりを走っていたころは、踏切だったけど、今は高架になっています。
復路は三鷹通りを北上していて、ナビは武蔵境通り方面に左折させようとしているが、このまま直進すれば中央線はアンダーパスで抜けられるはずと、ナビを無視して直進。
武蔵境駅と三鷹駅は隣駅で、その駅間に武蔵境通りと三鷹通りがある。
武蔵境通りは高架で、三鷹通りはアンダーパスという不思議な感じがするが、実はこの二つの駅の間には三鷹車両センターという車両基地があって、線路が何本も渡っている。
それだけではなく、三鷹駅以東は複々線、三鷹駅以西は複線なことも関係しているのかもしれない。
三鷹通りを北上すると、青梅街道で行き止まりとなる。
ここでいつも考えてしまう。
右(東)に行くか、左(西)に行くか。
どこを通って、西武新宿線の踏切を超えるかである。
私がこのあたりの客先を回っていた頃、右へ行って痛い目をみた記憶があった。
そういうこともあって、北裏の丁字路を左折して、東伏見坂上を右折して、坂を下って、東伏見駅脇の踏切を抜けて、かえで通りというルートを選択した。
実は、調布保谷線(多摩南北道路1号線)という計画道路が伸びていて、2014年完成予定らしいが、おそらくまだまだ時間がかかるだろう。
起点:稲城市矢野口
終点:西東京市北町3丁目
多摩3・1・6(740m)、調布3・2・6(4680m)、三鷹3・2・6(2830m)、武蔵野3・3・6(1780m)、西東京3・2・6(4270m)
全長14.3kmで、東京都を縦断する片側二車線36mの幹線道路となる。
調布保谷線は西武新宿線を、東伏見駅と西武柳沢駅の間にある東伏見公園の下を西東京東伏見トンネルでアンダーパスで抜けている。
西武池袋線もアンダーパス化するようで、現在工事中。
つまり、現状で行けば、保谷新道から調布保谷線に入り、矢野口まで一本道ということです。
西武池袋線がアンダーパスで抜けられるのは良い。
ただ、その先を知っている地元民からしてみると、不可解なことが多い。
調布保谷線の終点とされる西東京市北町3丁目は、私が散歩がてら歩いていく靴流通センターやコメリのあるあたりです。
ここまで開通したとして、ここからどうするのか考えてみた。
関越の大泉JCTも所沢ICも遠いのである。
もし、新座料金所がスマートICとなれば、そこへ抜けようとするのだろう。
右に行って四面塔稲荷を左折するか、左に行って栗原を右折するかして、迂回することになるだろう。
無理に直進していくと、道がないわけではないが、住宅地というか田畑というか崖というかw。
つまり、ここまで来てもあまりメリットはない。
そうなるとどうするか。
こちらも現在土地買収中の目白通り(放射七号)の延伸計画である。
そことのつながりが事実上の起点・終点になるのではないだろうか。
そんなこんなで、交通量が増えて、裏道として住宅地を抜ける車が増えるのだろう。
練馬ナンバーや、多摩ナンバーだからジモティだろうと思って、神奈川県民や埼玉県民が付いていくのはオススメしないw。
あと、このあたりはゲリラ豪雨が多い地域なんで、アンダーパスが冠水したらどうなってしまうのかが心配である。
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ドライブしていて思ったこと
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