平等って何だろう。
我々世代は、色もそれほど無かったので、黒か赤で、男は黒、女は赤という風潮があった。
市が新一年生に対して、ジャンダ―問題の対策として、紺色のランドセルを配布するらしいが、それって平等なんだろうか。
親御さんが購入したいという意見は聞き入れられるのだろうか？
市が購入し配布するとして、購入先は平等に扱われるのだろうか？
紺色が嫌だという子はどうすればいいのだろうか？
市がランドセル業者と関わるというのは、いかがなものかと思う。
まったく同じ素材で、まったく同じ作りで、まったく同じ色のランドセル。
いくつかの別の業者が作ったとして、業者ごとに差異が出てしまうだろう。
でも、市が揃えるならば、一社でというわけには行かない。
そこに平等があるのだろうか。
高萩市の小学校に転校してきたら、その子は違うランドセルで、そういった場合も配布されるのだろうか？
既に持っていて愛着のあるランドセルを、市が配布するからと交換しなければいけないのだろうか？
なぜ一色に固定するんだろうか、それこそ転校生が入ってきたら目立ってしょうがないだろうに…。
それこそ平等ではなくなってしまわないのだろうか？
そもそも、なんでランドセルを市が配布する必要があるのだろうか？
金銭的理由で買えない家庭があるならば、市がランドセル券とかで、市内のいくつかの指定の店舗でランドセル券でいくらか割引されて購入できるとか、いくらでも方法はあるだろうに…。
孫のランドセルを買ってあげたいと思っている祖父・祖母も居るわけで、そういうことも考えて上げるべきだろう。
お店に行けば、ありとあらゆる色が揃っていますよね。
好きな色のランドセルを使わせてあげるのが平等だと思うんですよ。
男が赤を持とうが、女が黒を持とうが、多様性を認めることが大事だろうに…。
ランドセルの色くらいの個性は許していいと思うんだよね。
ではでは