人間って本当に身勝手な生き物だなと思う。
生きとし生けるものが平等なんてきれいごとをいうけど、本当に平等なのかな。
まぁ、平等としておこうか。
そういうことではなくて、人間は平等、もしくは公平に接していると言えるかな。
ということを問いたい。
野良猫を結構見かける。
犬猫は可愛いから里親探したり、去勢して桜猫にしたり、…。
ネズミみても同じこと出来る?
夏になれば蝉がウルサイ?
秋の鈴虫は癒される?
ハエ、蚊、ゴキブリは見つけたら速攻退治。
スズメバチの巣が見つかれば業者呼んで撤去する。
日本古来の生態系に戻そうと、外来種を排除したりしている。
縁日などで買った亀を逃した結果、ミシシッピアカミミガメが大量に居座って、ニホンイシガメとかの生息域が減った。
本当にそこらじゅうにみかける亀はミシシッピアカミミガメばかり。
亀がいると喜んでいる人もちらほら。
昨今東京で問題になっているワカケホンセイインコ。
鳥なので人間が手を出しづらい。
今やカラスと勢力争いをする始末。
梅雨の時期になるとナガミヒナゲシの花がそこら中に咲いている。
この花の繁殖力は強すぎて、種は小さく風に飛ばされ、雨に濡れて車のタイヤに付いて運ばれ、そこらじゅうの駐車場などで見かける。
家の花壇にも生えていて、気がつくと花が咲いていた。
結局人間のエゴなんですよ。
残したい命、残したくない命を決めているのは人間。
2007年8月に、うちの家の前に迷い込んできた甲長5cmにも満たなかったクサガメ。
左肩の甲羅が欠落していた。
2007年8月に、家の前でさまよっていたのを保護した。
一年後…
2008年の写真。
甲長16~17cmはあるかな。
欠落した甲羅は、やはり欠落したまま。
最初の一年でこんだけ大きくなります。
ここからの成長はゆるやかに進み、甲長20~25くらいでほぼ止まるかな。
これだけ大きくなると、水槽も大きくないと無理だし、手放してしまう人がいるというのも理解は出来るっていうかと思うだろ。
理解出来ないよ。
今でも元気にしています。
スマホにあった動画をYoutubeにアップしてみた。
クサガメも18世紀末に朝鮮半島から九州へ入ってきた外来種だろうと結論付けられたらしいが、だからといって、こいつに感しては保護して飼ってはいるが、川や沼で見つけたとて、どうすることもしない。
野良猫見つけたら、写真を撮って、柄などから勝手に名前を付けている。
中には首輪がある家猫も混ざっている。
すり寄ってくる猫もいるし、じっと睨んでくるのもいる。
可愛いが、家で飼うわけにはいかない。
でも、最近ネズミを見ないんだよね。
30~40年くらい前は結構いたんだけどなぁ。
家の庭にもナガミヒナゲシの花が咲いてしまった。
可愛くて綺麗な色の花なのだが、残酷かもしれないが、枯れる前に根っこから引き抜いて捨てている。
こいつの繁殖力は厄介だから、見つけたらやっておかないと、後々大変なことになるだろう。
散歩していたら、
一般道と言っても狭いが道端のブロック塀の日陰に、高さのある草が生えている。
ブロック1つの高さが10cmなので、60cmオーバーであることがわかるだろうか。
帰ってから調べてみると、オオアレチノギクという名前であることがわかる。
漢字にすると、大荒地野菊とすごい名前であるが、アメリカ原産の外来種。
東京で最初に繁殖が確認されたのが1920年ということで、100年以上も前であり、侵略的外来種ワースト100にも入っている。
これを知ってしまったが、先の道端に戻って、ひっこ抜いてくるかというと、それはしない。
たんぽぽも、日本の在来種であるニホンタンポポと、外来種であるセイヨウタンポポがあって、道端で見かけると、ガクの部分を確認すると、セイヨウタンポポばかりである。
だからといって、何をするわけでもない。
なっ、俺って身勝手だろっ?
生き物を飼いたいという欲求は、幼少期であればあるだろう。
そんなとき、大人は正しい判断を子どもたちに教えてあげることは出来るのだろうか。
難しい問題だよな。
ではでは