※2014/06/29撮影
6/28-29、親父の故郷である宮城県気仙沼市に行ってきた。
実に3.11東日本大震災から1205日である。
そもそもの事の起こりは、親父の中学の同窓会で、喜寿の祝いがあって、今までは深夜バスを使って車中2泊2日という強行スケジュールを一人で行っていたのだが、震災で実家は倒壊していて、早朝に着いたところでどうにもならないし、さすがにこの歳で一人で深夜バスというわけにも行かない。
というわけで、私が付き添いで、電車で行くこととなった。
私としては、2001年以来で、ずいぶんと間があいてしまった。
さて、親父は、脳内出血をして、多少片足を引きずる程度の麻痺が残っており、下りのエスカレータに乗れないという不自由がある。
私一人であれば、間違いなく大宮~一ノ関を使ったことだろう。
しかし、大宮駅は長いエスカレータがあるイメージと、あまり利用していないのでエレベータの位置を把握しきれていないこと。
上野駅は、新幹線改札まで距離があったようなイメージがあった。
というわけで、大宮駅でも上野駅でもなく、東京駅から乗り降りすることとした。
次に考えなければならないのは、乗換時間である。
普通に乗換検索でのスケジュールでは、乗換時間が短すぎて間に合わないので、多少面倒だが時刻表を購入しての綿密なスケジュール調整となった。
一番のネックは、
大船渡線は多くても1時間に1本、少ないと2時間に1本という本数である。
一般的に新幹線との乗り継ぎが良いとされるのは、新幹線の到着から10分位であろうか。
しかし、足の不自由な人間にとって、新幹線のホームでエレベータまで移動し、新幹線の改札を抜け、在来線との長い連絡通路を通り、・・・という行程を、その短時間でこなすことは不可能である。
乗り継ぎが30分くらい余裕があるということを考えると、自ずと一つに決まってしまうのである。
今になって思えば、一ノ関からバスやレンタカーという手もあったなと思う。
※2014/06/29撮影 柱の左が新幹線の改札、右が連絡通路。
今度行くことを考えて、大宮駅を攻略しておくかな。
つづく
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気仙沼紀行 その1 計画編
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