午後のひとときに、ちょっとした算数の問題を考えて欲しい。
問題
2人の父親がいる。
それぞれの父親は1人の息子がいる。
片方の父親は息子に1500円のお小遣いをあげた。
もう一方の父親は息子に1000円のお小遣いをあげた。
それぞれの息子たちのお小遣いを貰う前の所持金がそれぞれ0円だったとき、
2人の息子がお小遣いを貰った後の、お小遣いの合計金額はいくらか?
こんな算数の問題があったとするとき、どんな答えの可能性が考えられるかを、出来る限り考えよ。
シンキングタ~イム
一般的に考えると、
1500+1000=2500
で、答えは2500円。
確かに、これは正解だろうし、これ以外の解は無いと普通は思うだろう。
でも、もう一つ解があると言ったら、皆さんはどんな解を見つけますか?
2回目のシンキングタ~イム
そんなことあるのか?
とみんながみんな2つめの解なんて存在しない。
と言うだろう。
登場人物を整理するために、名前を付けてみる。
父親A、父親B
と2人の父親を設定し、
それぞれの息子を、
父親Aの息子を息子a、
父親Bの息子を息子b、
とする。
もし、ここで息子aと父親Bが同一人物であっても、問題は成立してしまうのです。
つまり、
(1500-1000)+1000=1500
で、答えは1500円。
こんな答えも想定出来てしまう。
数学や算数の問題って、問題文や但し書きに書かれていない部分については、論理的に矛盾や飛躍がなければ、自由に考えて良いとされている。
なので、こんな答えも出来てしまうのであった。
ではでは
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算数の2つ目の答え
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