2022年となり、一発目の算数・数学の問題を出題します。
問題
2022の順番を入れ替えず、以下の演算子を使って、0から22までの整数を作れ。
+-×÷^!()
なお、20や22といった使い方も許容します。
シンキングタイム
今回は解答編。
まだ答えを知りたくない人は閉じてください。
前回のヒント編で書いたとおり、この手の問題を解く上で、いくつかの段階を考えます。
例えば、
()は使うとして、
小学校低学年レベルの+-
小学校高学年レベルの×÷
中学校レベルの^
高校レベルの!
と分けて、
簡単な方から考えうる計算式を作り、
答えを求めていくのが良いかと思います。
小学生レベルで求まるもの
0=2×0+2-2
1=2×0+2÷2
2=2+0+2-2
3=2+0+2÷2
4=2×0+2+2
8=(2+0)×2×2
16=20-2-2
19=20-2÷2
20=20+2-2
21=20+2÷2
22=2×0+22
また見つかっていないのは、
5、6、7、9、10、11、12、13、14、15、17、18
中学生レベルで求まるもの
5=2^0+2+2
6=(2^0+2)×2
7=(2+0!)!+2÷2
まだ見つかっていないのは、
9、10、11、12、13、14、15、17、18
高校レベルで求まるもの
9=((2+0!)!÷2)^2
10=(2+0!+2)×2
11=2^(-(0!))×22
12=(2+0!)×2×2
14=(2+0!)!×2+2
18=-((2+0!)!)+(2+2)!
まだみつかっていないのは、
13、15、17
大学レベルで求まるもの
13=(2+0!+2)!!-2
15=(2^0+2+2)!!
17=(2+0!+2)!!+2
階乗記号を2つ連ねた記号は、階乗を階乗するのではなく別の計算となります。
それは、!!の前にくる数字が奇数ならばそれ以下の奇数だけを、偶数ならばそれ以下の偶数だけを掛け合わせます。
例えば、
5!!=5×3×1=15
6!!=6×4×2=48
皆さん、解けたでしょうか?
解は他にもあるかと思います。
もっと低学年でも解ける式を見つけたら教えてくださいね。
ではでは