気がついたら、12月18日。
そうか、あれから丸一年が経ち、一日も欠かさずに続けたことになる。
何を続けたのか。
ブログを書くこと?
それも確かにやってきたけれども、ブログは前倒しで未来記事を書き溜めることも出来るし、毎日欠かさずにとは行かなくて、後ろ倒しに過去記事を書いたこともあった。
では何を毎日続けたのかというと、
痛風の薬を飲み続けたことです。
調べると、去年の12月17日に町医者に行って、痛風の薬を2週間分処方して貰って、それが一ヶ月分処方になって、毎月行っては処方してもらうという。
痛風の薬は1日1錠で、飲むタイミングは特に指定されていないが、夕食を取らない日はないので、夕食後と決めている。
幸いにも、薬の飲み始めは、薬の影響で痛風をぶり返すことはあったが、痛風の予兆のようなかわいい痛みはあるものの、翌日まで持ち越すような痛みに襲われることはなくなった。
ただ、完全に絶好調かと言われると、2度の大きな痛風を経験して、一ヶ月以上松葉杖での生活をしたことによる弊害なのか、階段の上りは問題ないのだが、階段の下りや、急な坂の下りが、左足からしか降りられなくなり、右足は左足の隣まで出すにとどまる。
つまり、階段を一段ずつ左、右と同じ段で毎回とどまる必要があるということ。
これは精神的なものだとは思うのだが、手すりに手を掛けていたとしても、この降り方をしないと不安というか、この降り方を無意識でしている。
あと、どちらの足も痛風になっているからか、足をちょっとぶつけると、猛烈に痛いことがある。
そういうこともあってか、足下をかなり気にするようになった。
自分は歩くことは苦ではなかったが、痛風をやってからは、歩き方が悪くなったのか、変なところに力が入るようになったのか、以前のように長距離を歩くと変な疲れが来る。
まぁ、無理をせずに休み休み歩けばいいんだろうけど、ベンチなどが見つかればいいが、そうでなければ地べたに座るわけにもいかない。
いっとき、こんな椅子になる杖の購入を考えたくらいでもある。
杖をついたらついたで、周りからはジジイに見られるだろうし、席を譲ってもらいやすくはなるだろう。
足が悪いのを隠す必要はないし、そんな見栄を張っても仕方のないことでもある。
幸い、親父のために買った杖もあるので、どうしても足が本調子でないのに出かけるような用事があったりするならば、吝かではない。
さて、痛風なんてプリン体を多く含んだものを食べなければいいだけの贅沢病で、適度な運動をしていれば掛からない病気だろうと思われているかもしれないが、半分は当たっているが、半分は外れている。
痛風の原因は尿酸であって、それを産生するプリン体も重要で、プリン体が尿酸になって、血中の尿酸値の濃度が高くなると痛風発作を起こしやすい状況になる。
では、体内のプリン体の量を制限すればよいのだが、食べ物に含まれるプリン体だけかというと、そうではなくて、自分の体内でもプリン体は作られているのです。
尿酸の元となる体内のプリン体のバランスが悪いと、痛風になりやすいのは間違いの無い事実だが、
プリン体を多く含む食品を大量に摂取した。
プリン体を作る量が増えた。
プリン体が排出される量が減った。
の3つの要因があって、原因はどれか1つなのか、どれか2つなのか、それとも全部なのか。
もしくは、アルコールを分解する際に、尿酸が産生されるので、これも考えられる。
私に処方されている薬はフェブリクで、体内にあるプリン体を尿酸にするのを抑制する薬です。
つまり、プリン体を作る量が増えたことによるものが大きいと考えます。
まぁ、複合してはいるかと思う。
あと、血中の尿酸値の濃度が急激に上がるときだけが痛むのだけではなく、血中の尿酸値の濃度が急激に下るときにも痛むのです。
つまり、薬を飲んで血中の尿酸値が急激に下がったりすると、痛風発作が起こるので、本当にやっかいな病気です。
今月の薬を貰ったとき、来月は血液検査をするので、食事をしないで来てくださいとのこと。
薬の量を増やすのか、薬を変えるのか、そういった話しになるのだろうか。
プリン体を多く含む食材と食べなければ大丈夫とか、アルコールを控えれば大丈夫とか、ビタミンCを多く取れば排尿されて大丈夫とか、適度な運動をしていれば大丈夫とか、そんな簡単な話しではないということと、痛風発作は激痛であることは解ってほしい。
ではでは