午後のひとときに、数学の問題を解いてみる。
√21+√33+√77+7 √3+2√7+√11 |
工夫して式を簡単にせよ。
シンキングタ~イム
√の中を素因数分解をすると、3、7、11のいずれかの組み合わせの積だと解るので、
a=√3
b=√7
c=√11
とおいて、
(与式)= | ab+ac+bc+b2 a+2b+c | = | a(b+c)+b(c+b) (a+b)+(b+c) | = | (a+b)(b+c) (a+b)+(b+c) | =X |
分母が和、分子が積なので、逆数を考えて、
1 X | = | (a+b)+(b+c) (a+b)(b+c) | = | (a+b) (a+b)(b+c) | + | (b+c) (a+b)(b+c) | = | 1 b+c | + | 1 a+b |
a、b、cを戻して、分母の有理化をして、
= | 1 √7+√11 | + | 1 √3+√7 | = | √11-√7 11-7 | + | √7-√3 7-3 | = | √11-√7 4 | + | √7-√3 4 | = | √11-√3 4 |
逆数を元に戻して、分母の有理化をして、
X= | 4 √11-√3 | = | 4(√11+√3) 11-3 | = | 4(√11+√3) 8 | = | √11+√3 2 |
これ以上、簡単にはならないので、ここまでですね。
よくあるパターンですので、覚えておくと良いかと思います。
ではでは