午後のひとときに、英文による数学ジョークを紐解いてみる。
How many of you got it ??#Math #Mathematics #Joke pic.twitter.com/jw1sxWu5LR
— ᗪᕼᖇᑌᐯ (@Dhruv_StanVJS) November 11, 2021
How many of you got it??
誰がそれを手に入れたの??
それとはいったい何でしょうか?
虚数単位iと円周率πをそれぞれ擬人化した会話。
虚数単位i: Be rational.
円周率π: Get real.
どちらも主語がないので命令形ということでしょうか。
一般的に訳すと、
虚数単位i: 合理的になれよ。
円周率π: 現実を見ろよ。
と互いに悪いところを指摘しているようです。
数学として訳すと、
虚数単位i: 有理数になれよ。
円周率π: 実数を取れよ。
と読めそうです。
虚数単位iは、文字通り虚数であり、そもそも実部があれば複素数であるが、実数になるためには虚部が0iとならなければならず、iが消えることを意味する。
つまり、実数と虚数とはお互いに相入れないもので、実部を取り入れたとしても複素数となる。
円周率πは、無理数なので、有理数とは相反するところである。
このように、お互いに無理難題をふっかけているということが解る。
If you geth them, then you probably have no friends.
それが出来ないなら、あなたには友達ができないよ。
さて、どうすれば二人に友達が出来るのでしょうか。
深読みすると、ここには登場していないが、ネイピア数eがやってくると、先の無理難題は解決されて、友達になれそうです。
ネイピア数eは、πと同様に無理数です。
eiπ=-1
-1は、実数であり、有理数であり、お互いの無理難題が解決されました。
お後がよろしいようで。
テケテンテンテンテン
ではでは