14歳の天才・日本人少年をカナダのトップ大学が奨学金付きで獲得合戦
カナダ在住の14歳の日本人少年が、この春カナダ国内のトップ大学5校に合格して、現地で大きなニュ..........≪続きを読む≫
この記事をみて、私の愛読書である「Q.E.D. -証明終了-」の主人公 燈馬 想のような感じかと思ってしまった。
私は、飛び級という精度は、日本にはマッチしないなと、つくづく思う。
同期の桜というか、大学であれば、浪人生もいることだから、というか18歳以上は、1歳や2歳の歳の差は、比率として大きくないし、同期というのは一種の連帯感というか、運命共同体というか、そういうものがある。
しかし、小学校や中学校というところは、まだ幼いということもあって、1歳の歳の差というのは、比率的に大きいと考えるのであろう。
日本では、良くも悪くも、年功序列というものが多かれ少なかれ存在する。
小中高の12年間、もしくはもっと前の幼稚園や保育園の期間も含めて、同じ年齢、つまり気兼ねなく付き合える人間とのコミュニケーションというものは大事だと思う。
また、いくら頭がずば抜けていたとしても、体力的なものなどの年相応な部分はあるわけで、例えば体育などの授業などはどうするのだろうか、などと考えてしまうのである。
もし、日本で飛び級的なものが出来るとするならば、教科毎とかにすればいいような気がするが、それも少子化の時代にマッチするかはわからない。
さて、上記記事の中で、それは違うだろうという箇所があるので、ピックアップしてみる
__ここから__
「実は……プロムのパートナーを早急に探さなくちゃいけなくて(※プロムとは卒業式後に行われる正装でのダンスパーティ。パートナー同伴で出席する、高校生にとっては一大イベント)。僕はその方面ではちょっと遅れているから……同学年は年上の女のコばかりだし。どうしようと頭を抱えています(笑)」
スーパー天才少年にも苦手な分野があったとは……。いや、年相応の悩みがあって、ようやくホッとした取材班であった。
 ̄ ̄ここまで ̄ ̄
これは年相応の悩みじゃないだろう。
さすがに若い内の、3歳も年上の女性というものは、かなり年上と感じてしまっているか、女性からみた3歳も年下の男性を、恋愛対象とならないだけであって、彼が恋愛が苦手だとかそういうことではないと考えるのが一般的であろう。
やっぱり、個人的に飛び級という精度は、あまり好きになれないな。
さて、先に紹介した「Q.E.D. -証明終了-」の主人公である 燈馬 想は、M.I.T.(マサチューセッツ工科大学)を、主席で卒業したにも関わらず、もう一度普通の高校生活を送るべく、日本の高校に編入してくるのである。
ぜひとも、カナダの彼にも、このマンガを読んで、自分自身の現状と重ねあわせてもらいたいなと思う。
「Q.E.D. -証明終了- 48巻」は6月16日発売予定
燈馬 想の従兄弟の榊 森羅が活躍する姉妹本
「C.M.B. 森羅博物館の事件目録 26巻」も同時発売予定