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Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
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箱詰めパズルの謎を解け -その4-

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前回からの続き。


正方形のピースを取り除いた分を、一箇所に集約してしまうと、大きな誤差となってしまう。
というわけで、誤差を分散させるためにはどうしたらいいのだろうか。

また、パズル的に難易度を上げるにはどうしたら良いのだろうk。

この2つを考える。

正方形のピースAの1辺を a とする。

台形のピースBの1辺は a と等しいので、
辺の長さを時計回りに、a、b、c、d とする。

五角形のピースCの1辺は a と等しく、1辺は d と等しいので、
辺の長さを時計回りに、a、d、e、f、g とする。

直角二等辺三角形のピースDの短辺は、a+h-δ=h として、斜辺を i とする。

※δは微小な値とします。

直角二等辺三角形のピースEの短辺は、d+f-δ=k として、斜辺を l とする。

四角形Fの辺の長さを、l、m、n、o とする。

難易度を上げるため、2つの直角二等辺三角形D、Eの大きさは異なり、四角形Fは裏返さないと成立しないようにする。

これらを踏まえて、各辺の長さを立式すると、

a=1
b=?
c=a+b
d=b×2
e=?
f=d-a2+g2-e2
g=c+δ
h=a+g-δ
i=h×2
j=d+f-δ
k=j×2
l=f+i
m=k-e+δ
n=j-d+δ
o=e+j
と、四角形Fの関係性から、
l2+m2=n2+o2
を成り立たせる。

つまり、四角形Fの関係性が保たれるような、bとeの組み合わせを見つけられれば、うまくいくのではなかろうか。

プログラムでも組んで、値を求めてみるかな。


ではでは

 

 


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