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Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
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子どもの頃に不思議に思っていたことが解決した

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午後のひとときに、ちょっとした昔話を書いてみる。


私の父の妹、つまり叔母は私が物心つくころに、かなり若いアメリカ人と結婚をした。

おかげで、私の従兄弟にはアメリカ人が居る。

叔母家族は幼少時代は日本の横須賀にいたが、アメリカへ移住してからというもの、なかなか出会うことは少なくなった。

従兄弟たちは、幼少期は日本で過ごしていたので、日本語は多少理解していたが、アメリカへ行ってからは日本語はほとんど忘れてしまっている。

私は英語が苦手だが、従弟にアメリカ人が居るということもあってか、小3~4くらいに英会話教室に通っていたこともあった。

横須賀の叔母の家は米軍基地内にあって、行けばアメリカを思わせる食事、特にステーキを食べた記憶が蘇る。

英語で牛肉はbeef、豚肉はpork、鶏肉はchicken、日本でもカタカナ表記でビーフ、ポーク、チキンと普通に使われる単語である。

英会話に通っていたとき、動物の絵をみせられて、その動物の英語名を答える、なんてことをよくやっていたが、牛はox、雄牛はbull、雌牛はcow、豚はpigg、雄豚はboar、雌豚はsow、鶏はchiken、雄鶏はrooster、cock、雌鶏はhen、…

雄雌で違う名前を覚えないといけないし、
精肉されるとまた新しい名前になるのかぁ。
覚えること多いなぁ。
などと思っていた。

英語はずっと苦手で、今でも解らないし、喋れないし、発音は出来てないし、…
唯一解るとしたら、英単語、それも日常会話に出てくる名詞くらいだろうか。

なんでこんなに面倒なのかなぁと思っていたことが、つい最近なんとなくだが、解ってきた。

簡単に書くと、英語はフランス系語彙とゲルマン系語彙の2つからなっているらしく、上流階級と一般庶民とで主に使われていた語彙が違っていた。
上流階級はフランス系語彙、中流階級以下はゲルマン系語彙。

なので、精肉する前はゲルマン系語彙で、精肉されて食される段階ではフランス系語彙となるということなのだ。

そういう言語的な経緯があったから、牛肉、豚肉とかの名称が、牛、豚の英単語と、なんとなくだが違うという違和感が、これによって解明されたわけです。

子どものころに感じていた違和感で、そこまで疑問には思っていなかったし、調べる術も当時はなかったからね。

そういえば、カクテルとかもcocktail、cock tailって雄鶏の尻尾ってことだよな、なんでお酒の名前なんだ?とかも違和感としてあったな。


ではでは

 

 


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