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Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
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温水便座を買って帰っても…

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オリンピックの最中ですが、トイレの凄さなどがSNSで紹介されたりしているようです。

温水便座に慣れてしまうと、それなしでは生きていけないという人もいることでしょう。

実は、温水洗浄便座の歴史は、前回の東京オリンピックの1964年に遡ることになります。

1964年、東洋陶器ことTOTOが、アメリカンビデ社から、ウォッシュエアシートの輸入販売をしていたのが始まりなのです。

海外旅行で日本に訪れて、温水洗浄便座を購入して帰る人が多いようですが、なぜ日本のメーカーは海外での販売に積極的ではないのか?
という疑問が残りますよね。

需要があるのに、海外展開が進まない理由は、いくつかあります。

理由は電気と水です。

国や地域によっては、トイレや風呂などの水場に法律上、電源を設置出来なかったりするところがある。

国や地域によっては、軟水ではなく硬水であるため、硬水で利用できる設計には基本的にはなっていないい。

安直に考えて、日本で温水洗浄便座を購入して、自国に持ち帰り、電源形状はコンバーターで規格を合わせれば良いし、硬水だとしても無理やり使うことも出来なくはないが、かなりの頻度で目詰まりすることになるだろう。

こういうことを考えると、世界的に普及させるというのは、結構ハードルが高いなぁと感じます。
それでも、これらを克服できたら、今以上にバカ売れするかもしれませんね。


ではでは

 

 


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