午後のひとときに、私はまだ解決して居ない問題の続き。
正多角形の1頂点と中心を結んだ中心線。
その赤線に垂直に交わる各頂点を結ぶ平行線。
中心線は平行線で分割されていますね。
多角形の1辺の長さを2として、平行線で分割されったそれぞれの中心線の2乗の和を考えます。
前回は、複素平面でやれば…という話しを書いたが、それについて考えてみよう。
複素平面で考えるならば、図を時計回りに90˚回転させて、赤線を水平にするのが良いだろう。
まず、辺の長さが2であることから、半径rを考えてみる。
使うのは余弦定理ですね。
正n角形(n≧3)について考えるので、
ラジアンの円周2πをnで割ったのが頂角で、底辺2、斜辺rの二等辺三角形ということなので、
22=r2+r2-2r2cos(2π/n)
4=2r2(1-cos(2π/n))
2r2=4/(1-cos(2π/n))
r2=2/(1-cos(2π/n))
r=√2/(1-cos(2π/n))
続いて、複素平面の単位円に内接する正n角形の各頂点の実数軸の座標を求めると、
0≦k≦n/2
を満たす整数kに対して、
1-cos(2kπ/n)
これらを使って、分割線の長さを考えると、
n/2 Σ k=1 | 2・(cos(2kπ/n)-cos(2(k-1)π/n))2 1-cos(2π/n) | = | n |
こんな式になるのかな。
まだ、頭の中が整理出来てないけど、この等式が示せれば、証明出来ますね。
ではでは