Quantcast
Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5376

正多角形の中心線と垂直に交わる対角線による分割された線分の2乗の和 -その2-

$
0
0

午後のひとときに、私はまだ解決して居ない問題の続き。




正多角形の1頂点と中心を結んだ中心線
その赤線に垂直に交わる各頂点を結ぶ平行線
中心線は平行線で分割されていますね。
多角形の1辺の長さを2として、平行線で分割されったそれぞれの中心線の2乗の和を考えます。

前回は、複素平面でやれば…という話しを書いたが、それについて考えてみよう。
複素平面で考えるならば、図を時計回りに90˚回転させて、赤線を水平にするのが良いだろう。

まず、辺の長さが2であることから、半径rを考えてみる。
使うのは余弦定理ですね。

正n角形(n≧3)について考えるので、
ラジアンの円周2πをnで割ったのが頂角で、底辺2、斜辺rの二等辺三角形ということなので、

22=r2+r2-2r2cos(2π/n)
4=2r2(1-cos(2π/n))
2r2=4/(1-cos(2π/n))
r2=2/(1-cos(2π/n))
r=2/(1-cos(2π/n))

続いて、複素平面の単位円に内接する正n角形の各頂点の実数軸の座標を求めると、

0≦k≦n/2
を満たす整数kに対して、
1-cos(2kπ/n)

これらを使って、分割線の長さを考えると、

 

n/2
Σ
k=1
2・(cos(2kπ/n)-cos(2(k-1)π/n))2
1-cos(2π/n)
 = n


こんな式になるのかな。
まだ、頭の中が整理出来てないけど、この等式が示せれば、証明出来ますね。


ではでは

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5376

Trending Articles