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Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
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四字熟語ナンクロ -解答編-

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午後のひとときに、漢字ナンクロを作問したので出題してみる。

予告通り、解答編です。
まだ見たくない人は閉じてください。




さて、どこから考えましょうか。

ヒントを紐解いていきます。

ナンクロと関係のない∧記号ですが、これは「且つ」ではなく、「不等号」としてみます。
つまり、10個の四字熟語にはなんらかの大小関係があるということを示唆しています。
さらに、使われている漢字が15文字と少ないということ。
2に至っては10個の四字熟語すべてに含まれており、左列は2番目、右列は3番目と、ほぼ定位置であるということ。
一般的な四字熟語ではないこと。
日本に住んでいれば、ほぼ毎日手にしたり、目にしたりするもの。

これらをまとめると、
日本に関係があって、10種類ないし、10種類以上あって、大小関係があって、ほぼ毎日目にしたり、手にしたりするもの。

つまり、日本の貨幣だということにたどり着けるかと思います。

貨幣は、硬貨と紙幣に分けられますが、どちらかの列が硬貨で、どちらかの列が紙幣なのでしょうか。

とりあえず、現行流通している貨幣を漢字で表記してみる。

一円玉
五円玉
十円玉
五十円玉
百円玉
五百円玉
千円札
二千円札
五千円札
一万円札
と10種類あるが、四字熟語は、
五十円玉
五百円玉
二千円札
五千円札
一万円札
の5種類で、残りは三文字で都合が悪いので、他の呼び方を考える。
一円硬貨
五円硬貨
十円硬貨
百円硬貨
千円紙幣
と、いずれも四字熟語となった。

ここで、円の位置に着目すると、
一円硬貨
五円硬貨
十円硬貨
百円硬貨
千円紙幣
は左列、
五十円玉
五百円玉
二千円札
五千円札
一万円札
は右列ということが解り、大小関係もこのままで良い。

しかし、実際に数字を当てはめていくと、14で不都合が起こる。
1が一であるならば、14は一であってはなりません。
もしくは、14が一であるならば、1は一であってはなりません。
ということで、どちらかの漢字を変えたいと考え、実際の一円硬貨、一万円札を見てみると、一万円札には壱万円という文字があり、14は壱であると考えることが出来ます。

さて、これで解決かというと、ナンクロとしては解決していますが、他の貨幣も確認する必要があるのではないかと考えるに至ります。

五円硬貨には五という漢数字は使われていますが、他の硬貨には漢数字は発行年で使われるだけで、紙幣に関しては

調べてみると、二千円札には弐千円とありました。
12を弐として、このナンクロは完全解決、私の考えた想定解ということです。



いかがだったでしょうか。
解ってしまえば簡単ですし、答えを知ってしまえば、自分で書いて出題することも出来ますよね。

また、ちょっとしたひねりも入れてありますが、1が一、5が五、12が弐といった、ナンクロでよくある数字の語呂合わせ的なヒントが、偶然にもあったのもナンクロをやり慣れている人にはヒントになったかと思いまします。


ではでは

 

 


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