これも時代の流れなんでしょうか。
携帯電話やスマートフォンの普及により、新幹線内に公衆電話はなくてもいいだろうということなんでしょうね。
それよりも、無料Wi-Fiが使えること、USBや電源が取れることのほうが優先度が高いということでしょう。
それもあるが、今の若い世代は公衆電話の使い方を知らないかもしれない。
ネットが使える環境があれば、わざわざ公衆電話を使って電話をしなければいけないということもないだろうし、もっと言えば席を離れる必要すらない。
携帯電話を使うにしても、デッキに出て使用するのがマナーですので、席を離れる必要があった。
また、相手が電車に乗っていることを知っていて、わざわざ電話を掛けるのもおかしな話しである。
地元の話しで、西武鉄道にはレッドアローと呼ばれる特急列車があるのですが、西武池袋線・秩父線から去年の3月にLaViewに置き換え、今年の4月に西武新宿線からもレッドアロークラシックが消えます。
レッドアローにおいては、2012年に公衆電話サービスを終了している。
新幹線ほどの長距離運転をするわけではないのでか、かなり早い段階でサービスを終了している。
というわけで、ちょっとデータを収集してみました。
青線は公衆電話の設置台数の推移です。
1980年代まではうなぎのぼりでしたが、2021年現在は1960年代頃の設置台数にとどまっています。
これは、市街地は500平方メートルに1台以上、それ以外は1平方キロメートルに1台以上を義務付けているためにとどまっているものと思われます。
青線は公衆電話の設置台数
赤線は携帯電話の契約数
緑線は人口
赤線と緑線がクロスしていることからも分かる通り、携帯電話の普及率が100%を超えているということになります。
まぁ、国民全員が1台は必ず持っているというわけではなく、数台持っている人がいるということだと思います。
これだけ普及してしまうと、公衆電話の出番は少なくなるのも頷けますね。
今の若者でも、公衆電話やダイヤル式の電話の使い方は覚えておいて損はないかと思う。
ではでは