今日は久しぶりに音楽関連の話し。
2~3年前くらいから、youtubeなどのネット界隈で、city pop、シティ・ポップという単語が騒がれはじめました。
知っている人は知っているだろうが、なにそれ美味しいの?という人もいるだろう。
シティ・ポップとは、音楽ジャンルの一つで、都会をイメージさせるようなポップ・ミュージックを指すわけですが、海外で話題になりだしたのは、つい最近のこと。
ファーストインパクトは、
プラスティック・ラヴ/竹内まりや
実にリリースされたのは1984年である。
日本の音楽は、海外からは輸入するが、海外に輸出されることは、まずなかった。
レコーディングを海外で行っても、海外で発売され注目されることも、まずなかった。
上を向いて歩こう/坂本九
くらいではなかろうか。
音楽好きがyoutubeなどで、おすすめとして新たな音楽と出会う。
これは、AIがビッグデータから、閲覧者の閲覧履歴や検索履歴などから、嗜好に近いものをピックアップする機能である。
そんな感じで、プラスティック・ラブがバズり、竹内まりや以外にも、山下達郎、大貫妙子、大瀧詠一、松任谷由実、矢野顕子、などなどが次々と発掘されていく。
すると、シティ・ポップのレコードを手元に置きたいと思うようになり、日本に来日する外国人は、日本の中古レコード店に足を運び、爆買していくのである。
今現在バズっているのは、
真夜中のドア STAY WITH ME/松原みき
残念なことに、松原みきさんは他界されているので、この状況を天国でみているのだろうか。
兎にも角にも、日本の70's 80's音楽が再認識、再評価されているのである。
そこで登場するのが、neo city pop、つまり次世代のシティ・ポップである。
海外アーティストが、これらの楽曲からインスピレーションを刺激され、自ら新たなシティ・ポップを生み出し始めたのである。
これは、浮世絵がヨーロッパに起こしたジャポニズムに近いものと言えよう。
ではでは
knifeのmy Pick