2014年4月1日の正午ごろから、radiko(ラジコ)プレミアムという、エリアの垣根を取っ払ったものが開始された。
私のブログでも何度も登場しているが、今一度説明しておく。
radikoとは、radiko.jpというIPサイマル放送で、インターネットでラジオを聴く仕組みである。
そもそも、サイマル放送とは難視聴エリアなどを、別の手段を使って聴けるようにすることであり、IPサイマル放送は、別手段としてインターネットを使うということ。
おそらくジオロケーションとかを利用して、聴く側のエリアを特定して、この人は聴いてもよい、聴いてはだめという判断をさせている。
ちょっとTCP/IPの知識があるならば、いいか悪いかは別として、こんな障壁は崩すことができたりもする。
また、Androidスマートフォン用のアプリでraziko(dじゃなくてzというところを注意ね)なんてものもあった。
この変に関して、2014年4月1日の伊集院光の深夜の馬鹿力(TBS)で、話題に取り上げていて、私もかかさず聴いていて、しかもパソコンでradikoで聴いているのである。
さて、radikoプレミアムは月額350円だかで、エリア外の人がradikoで聴くことが出来るあらゆる番組(※一部の番組を除く)を聴くことが出来るようになるというもの。
東京在住の私が、地方のラジオを聴こうとすると、前はrazikoで聴くことが出来るというのを調べたことがあった。
これが黒か白かわからないグレーゾーンと言われるのは、従来の電波に乗せたラジオではなく、インターネット上の話だからである。
おそらく電波法とか放送法とかそういう法律では縛れないのであろう。
また、先にも書いたようにTCP/IPの知識があれば、IPトンネルやVPNといったもので出来てしまうのではないだろうかということが容易に考えられる。
IPトンネルもVPNも、違法にセキュリティを破ってとかではなければいいわけで、まぁグレーな感じなんでしょうか?
例えるなら、Skypeを使って、地方の人が、東京の人とつないで、東京でしか聴けないラジオを聴くという感じかな。
おそらくradiko側の言い分とすれば、そういう想定外の聴取が、サーバに負荷をかけるから、ということなんだろう。
では、radikoプレミアムで、お金を取るということは、今後どうなるのかということ。
裏を返せば、金を取っているのに、サーバが混雑していてなんていう言い訳はできないということでもある。
radikoの運営母体とか、調べてないのでわからないのだが、民放ラジオ局とかがお金を出し合って運営しているのかな。
ラジオの出演者側からすれば、全国?全世界?放送になるんだったら、もっとギャラを上げろとかなるのかな?
ラジオのCMスポンサー側からすれば、スポンサー料金が高くなったりして、スポンサーを降りるなんてことにもなるのかな?、その逆もあるのかな?
ましてや、radikoプレミアムのCMなんてのも流れているんで、radikoの知名度アップなんてのも図ろうとしているのかな?
さてさて、昨今テレビ離れなんてのが言われていますが、ラジオはどうなんでしょうか。
もっと以前から、ラジオの聴取率は下がっていたりするのでしょうか。
私の家は、都内ではあるが、テレビもラジオも難視聴な感じで、夜中になるとTBSは結構クリアに入るなんて話も、このブログで書いたかもしれない。
テレビも地デジ化して、送信できるデータ量が増え?、クリアな映像や音声を配信できるようになったのだろう。
ただ、テレビの地デジ化で難視聴になってしまうなんてこともあるわけで、ケーブルテレビに加入したり、最悪テレビを見なくなってしまったりなどというのもある。
ラジオはそもそもインターネットの出現頃から危ぶまれていたり、共存するにはどうすればいいかなんて模索したり、ハガキの代わりにEメールでなんてしたり、・・・
私の様に、パソコンで何かをしながら、ラジオを聴くという、ながらが出来るという点が、テレビよりもラジオの優れた点であると思う。
ましてや、インターネットでつながったパソコンでラジオを聞けてしまうのであるから、これほど楽なことはない。
あと、ラジオの面白いところは、結構パーソナリティの本音や裏話などが聴けるということ。
例えば、笑っていいとものグランドフィナーレがあって、その出演者たちのラジオでの後日談など。
千原せいじ、爆笑問題など出演者のラジオから、ダウンタウン、とんねるず、のそれぞれの行動を聞けて、より深い状況を把握できたりもする。
さて、話を少し戻して。
ラジオの聴取率はどうなんだろうか。
ここ数年、深夜ラジオのニッポン放送のオールナイトニッポンの牙城が崩れ、TBSのJUNKの聴取率が上回っているらしい。
私はもともとTBSしか聴けなかったということもあってか、TBS派?なのかもしれないが、radikoで深夜の馬鹿力や爆笑問題カウボーイを聴いている。
また、深夜の馬鹿力でのradikoの話なのだが、大阪のABC放送が3月末でキー局から外れて、4月1日の放送で、ABCは聴けなくなったのに、radikoはradikoプレミアムで聴けるのかと思いきや、4月1日の正午ごろからの登録開始とかで、聴けなかったリスナーがいたりすることに、ご立腹?だった模様w。
また、今日の放送では、radikoプレミアムから聴いている人はどんな理由で聴いているのかなどを調査したりしていた。
さてさて、radikoやradikoプレミアム、はたまたrazikoなども含めて、今後どうなっていくのかを見守りたい。
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radikoプレミアム
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