さて、3択3問ですので、3^3=27通りの色があるものと考えられます。
しかし、蓋を開けてみれば、画像は9種類しかない。
AAA BAA CAA 01_card_cassisorange.png
AAB BAB CAB 02_card_cassisorange.png
AAC BAC CAC 03_card_cassisorange.png
ABA BBA CBA 04_card_aquarose.png
ABB BBB CBB 05_card_aquarose.png
ABC BBC CBC 06_card_aquarose.png
ACA BCA CCA 07_card_turquoiseyellow.png
ACB BCB CCB 08_card_turquoiseyellow.png
ACC BCC CCC 09_card_turquoiseyellow.png
一問目の解答は、結果に依存しない。
二問目の解答は、色に依存する。
三問目の解答は、二問目との合わせたもの、三問目の解答に依存するのは、そこから、心、恋、出会いの別の診断への誘導だけ。
こんなような、何も考えずに分岐作って終わりのプログラムで、集客効果を得られるとしたら、それは成功なんだろうな。
かれこれ30年以上前の話しだが、自分が大学時代の部活で、コンピュータ診断のようなものを色々と作ったけど、もうすこしマシなものを作っていたよ。
【車選び】
2択7問に答えるだけで、貴方に合った車を診断する。
ちゃんと2^7=128台の車に場合分けしたよ。
【星座&血液型診断】
生年月日と血液型から、48通りの結果を用意しました。
出力結果がボリュームがあって、結構面白かったです。
部員に女性も結構いたので、その辺は抜かりなかったとも言えます。
【余命診断 Xデー】
生年月日、性別、衣食住などのいくつかの質問からから、
貴方の死ぬ日を診断するもの。
当時は結構流行ってましたね。
これは場合分けじゃなくて、それぞれのパラメーターのバリューから、日数を計算して、現在の日付に日数を加えて、年月日を算出する。
あの頃は、プログラミングで何が出来るのか、何が出来ないのか、色々と模索していました。
例えば、画面上で地球が回転するだけのプログラムとか、データの入力に丸3日くらい掛かったと思う。
例えば、画面上のルービックキューブが、ランダムにスクランブルされて、勝手にLBL法で6面を揃えに行くとか。
例えば、円周率10万桁を、マチンの公式で解いて、それを配布するとか。
DOS全盛の時代に、途方もないことをやっていたと思うよ。
今は、マシンスペックが桁違いに上がっているので、昔は計算するのに何百年かかるとか言われてたのを、今なら瞬殺するくらいのハードのスペックになってしまった。
昔は高速化のために、いろいろと試行錯誤したが、今はマシンパワーでゴリゴリと計算させてしまう。
マシンパワーで計算出来てしまうというのは利点ではあるのだが、使う側の能力は低下していってると思うんだよね。
まぁ、そういうことで裾野は広がって、コンピュータは大量に消費され、メーカーは性能アップした新型を開発出来るというループが出来たとも言えるんだけどね。
このマシンパワーに甘んじていてはいけないんだよな。
ではでは
PS:
文化祭で、うちの部活での活動は、
- コンピュータ診断、
- コンピュータによる展示、
- 自作パズルなどの展示、
- 3次元折り紙のユニット折りの講座、及び実戦、
- 露店
展示室、マシンルーム、露店の3箇所で、活動するという凄まじいものでした。
それだけ部員が居たとも言えます。
展示室やマシンルームは利益ゼロなので、露店の利益は打ち上げの費用となる。
この学祭を最後に三年生はOBになり、二年生から部長、各部門長を決めなければなりません。