ルービックキューブの解法のお話しです。
OLL法とは、Orientation of the Last Layerの頭文字を取ったものです。
私はルービックキューブの解法として、古くはCF法(コーナーファースト法)を使っていたが、途中からLBL法(レイヤーバイレイヤー法)に変更した。
大学に入るころには、第二次ルービックキューブブームが自分の中で巻き起こり、新たな解法を模索していたりもしました。
今現在主流のCFOP法も、今までの経験からかなりの部分を我流で構築してきている。
特に、OLLは57種類、PLL21種類もあり、困難の分割ということで、上面でもクロスを作り、クロスが出来た上でのOLLの数パターン、PLLに至っては、Uパーム、Aパーム、Jパーム、Hパーム、Eパーム、Tパームしか覚えておらず、これらの複合で解決している。
最近、やっとZパーム、Nパームを覚えたところでもある。
さて、本題のOLL法の再構築なのですが、
とりあえずどんあものなのかを考えてみる。
六面が揃った状態で、
R U R' U'
を繰り返したとして、何回のローテーションで元に戻るでしょうか。
正解は、6回です。
(R U R' U')×6
と記述することにしましょうか。
F R U R' U' F'
を元に戻すには、
y2 Fw R U R' U' Fw'
で元通りになることが確認出来るかと思います。
当然、
Fw R U R' U' Fw'
を元に戻すには、
y2 F R U R' U' F'
で元通りになることが確認出来るかと思います。
このような形で、ラストレイヤーの配置と解法パターンを構築しながら覚えていきます。
F (R U R' U')×2 F'
を元に戻すには、
y2 Fw (R U R' U')×2 Fw'
Fw (R U R' U')×2 Fw'
を元に戻すには、
y2 F (R U R' U')×2 F'
さて、先程6回で元に戻るということが解っていますので、3回は折返しです。
F (R U R' U')×2 F'
を元に戻すには、
F (R U R' U')×2 F'
で良いことが解ります。
これだけで、OLL全57種類中の5種類を覚えたことになります。
これだけではありません。
F R U R' U' F' Fw R U R' U' Fw'
Fw R U R' U' Fw' F R U R' U' F'
といったように、1列と2列を組み合わせたり、
F R U R' U' F' y F R U R' U' F'
F R U R' U' F' y2 F R U R' U' F'
F R U R' U' F' y' F R U R' U' F'
というような途中でy回転を含めて組み合わせたり、
いろいろ複合させることが出来ます。
当然、20手以上掛かるような手は、他にもっと手数が少なくて済む方法があるかとも考えております。
こんな感じでOLLの再構築をして、自分なりの解法を見つけるのも、
覚える近道になればと思っております。
ではでは
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OLL法を再構築する
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