最近、道端でよく見かける花。
本当に、よく見かけすぎるので、かなりヤバイ花なんじゃなかろうか。
「絶対に植えてはいけない花」というキーワードで検索したら、見事にヒットしました。
ナガミヒナゲシ
ウィキペディアを見ると、これの繁殖力のヤバさを物語っているのがいくつかある。
1) 根や葉に周りの植物の成長を強く阻害する成分を含んだ物質を生成する。
2) 1つの果実に約1600粒の種子、1個体に100の果実を付けるものもあるので、16万粒。
これはヤバイです。
これヤバイでしょ。
実は、もっとヤバイことが解ります。
今の時期に開花していることから、種を作るころはもう少し後。
日本の梅雨の時期。
種の大きさは、0.6×0.7mmと極小で、果実が熟して乾くと、長い茎が風に揺られ、射出部から種を地面に落とす。
写真でも解るように駐車場です。
なぜ、駐車場なのか解りますか?
梅雨の時期に濡れた種が車のタイヤに付着し、駐車場で爆発的に増え、それがまた運ばれ、という増え方をしているということ。
コンクリートなどのアルカリ性の強い土壌でも生えるということ。
なので、つい最近よくみかけるようになったのは、爆発的に増えているからに他ならない。
ナガミヒナゲシの名前から、ヒナゲシの仲間、ケシの仲間であることは解る。
ケシにはアルカロイドが含まれるので、あへん法によって栽培を禁止されている。
ナガミヒナゲシはヒナゲシ同様にアルカロイドが含まれないので、特に栽培を禁止されていない。
かわいい花なんだけどねぇ。
ではでは
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最近よく見かける花が実はヤバイ
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