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Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
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SHARPが個人向けにマスクを販売するも

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https://corporate.jp.sharp/news/200420-a.html
https://cocorolife.jp.sharp/mask/?_ga=2.263333897.460929226.1587437996-1222169183.1584193980



50枚入/箱を1万箱/日生産出来るように頑張っているようです。

50枚入/箱が2980円が適正価格らしいけど、本当にそうなのだろうか。
単純計算で60円/枚ですね。
まぁ、もっと高い値段で売っているものもありますので、皆さん麻痺しちゃっているのかもしれません。
確かに、1回の缶コーヒーをやめて、その分マスクに当てると考えたら安いのかもしれませんけどね。

コロナ以前であれば、50枚入/箱で数百円だったのを知っている身としては、まだまだ高く感じます。
自分は、父親と伯母が入院していて、病院のはしごをしていた時期があって、マスクは箱で買って使っていましたし、在庫も持っていました。

うちの母、自分、弟の分はあと1ヶ月くらい分は十分にあるので、今回はパスしています。

SHARPさんが頑張っているのは解るけど、まだまだちょっとお高いですよ。


さて、数学屋の私はどうしても、数が気になってしまう。

1.265億人だとして、1人に1箱行き渡るには、
3000箱/日の生産ならば、42167日(約115年半)掛かります。
10000箱/日の生産ならば、12650日(約34年半)掛かります。
SHARP製だけではないけど、単純計算するとこんな感じ。

1日1枚消費するとして、約2ヶ月分だと考えます。
つまり、同じ人は1ヶ月間買えないようにしなければおかしなことになりそうですね。
また、クレジットカードのみということも、本人確認という意味でそういう手段なのかもしれませんが、買える人が限られてくるようにも思えますね。

勘違いされても困るのですが、
SHARPは嫌いな企業ではないです。
スマホもSHARPだし、最近入れ替えたエアコン2台もSHARPです。
どちらかと言えば好きな企業です。

SHARP以外の企業も、同じようななことを始めたとしても、企業の横のつながりで、購入者のリストを共有するようなことはやりにくいだろう。

政府からの1世帯2枚が届くと、多少は状況が変化するかもしれませんが、来ないことにはどうにもなりませんね。

兎にも角にも、薬局、スーパー、コンビニなどに、何時行ってもあるというような状況、ある程度飽和するまで、辛抱でしょうか。

今後、脱中国が加速していったとして、人件費の安い国を探すのか、それとも日本で人件費が高くてもやるのか、もっと工費が掛かりにくいような方法を模索するのか、

ただね、飽和しだすと、今度は最新のマスク製造機が無駄になりかねないんですよね。
まぁ、そうなったらそうなった時に考えればよいのかもしれないけど、
マスクを作れる企業がマスクを作らない理由になってしまうのは困るんだよね。


ではでは


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