ピグともさんが、テレビの同軸ケーブルを抜いて、指し直した際に、ピンを折ってしまったらしい。
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これでいいの?
確かに、地デジ化以前はこれで直したんですが、地デジ化以降はもうこういう修理はやめましょう。
という話しです。
まず、地デジ化で何が変わったのかというと、
VHFアンテナがなくなり、UHFアンテナだけになりましたね。
こういうアンテナが地デジの電波を受信できます。
昔からVHFアンテナとUHFアンテナの両方を使っていた家庭では、アンテナのケーブルが2種類あったかと思います。
これが同軸ケーブル。
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これがアナログ時代のUHFアンテナの形状でフィーダーケーブル。
ブラウン管時代のテレビへの配線は、同軸とフィーダーがそれぞれあったかと思います。
で、今どきの地デジテレビへの配線は同軸だけです。
では、今度はお家の壁にどのようなものが来ているのか。
もしかしたらVHFとUHFが分波されて、同軸とフィーダーの2つが残っているかもしれません。
もしかしたらVHFとUFHが混合されて、同軸だけかもしれません。
もっと言えば、BS、CSが別の口、もしくは1つの口かもしれません。
だとしても、地デジ化されているので、同軸ケーブルを自分で剥いて、先のようなコネクタを付けて、地デジテレビに差し込むというのは、確かにそれで治るのですが、電波が減衰したり、ブロックノイズが出たりといった原因になりかねません。
何が言いたいかというと、ケーブルごと買い替えましょうということです。
壁からテレビまでの距離(直線距離じゃなくて道のり)のケーブルで、壁側、テレビ側、どういう形状が良いのかを検討します。
ねじ込み式、差し込み式、
ストレート型、L字型、
いろいろとあります。
差し込み式は、ただ単に刺さっているだけで簡単に抜けます。
ねじ込み式は、側面のリングを回すことでねじ込んで繋げますので簡単には外れません。
これは同軸ケーブルの内側にネジの溝があるかないかで判断出来ます。
ストレート型、L字型は、コネクタの形状です。
壁やテレビにまっすぐ刺さっていると邪魔とか、そういう場合はL字型が良いでしょう。
例えば、ケーブルが完全に隠れているのであればよいのですが、ペットが引っ掛けてしまうといった状況が想定されれる場合、外れやすい差し込み式、両端ともストレート型が良いかと思います。
これは、引っ掛けてもコネクタ部分に変な方向に負荷がかからないので、壁側、テレビ側への損傷が少ない。
ネジ式では抜けないので大惨事になる場合もあります。
続いて、壁まで同軸1本で地デジ、BS、CSが混合で来ている場合、テレビ側へ分波するということもあるでしょう。
その時は、分波器で分ければよいということですね。
まぁ、あんまり難しいことを考えずに、お近くの電器屋さんにいくか、家電量販店のテレビのケーブルコーナーに行って、長さと形状を確認するのが良いかと思います。
ではでは