ネットの記事などを読み漁っている。
乗客約500人を乗せた快速列車の一部が横倒しに、
踏切内で立ち往生したトラックの運転手が死亡、
電車内の乗客33人が軽症を負った。
場所は、京急の神奈川新町駅と仲木戸駅の間、神奈川新町駅脇の踏切である。
この線路脇の細い一方通行の路地から、先に見える踏切を右折して侵入したものと思われる。
この先、丁字路で、右折か左折しなければならない。
トラックのような車長の長い車が右折するのはどう考えても危険であるし、
遮断器が降りていれば、何台かの車が踏切待ちをしていたことだろう。
となると、右折するにしても、踏切待ちをしていた両車線の車や人をやりすごしてから進入するしかなく、右奥からの対向車が来ていたら、もっとひどい惨事になっていたことだろう。
そんなことを考えると、この線路脇の路地からは右折禁止にしてもよいレベルだろう。
もしくは中型トラック以上の進入禁止にするレベルだろう。
といったことも考えてしまう。
この記事があがるころには正常ダイヤに復旧しているのだろうか。
さて、私の記憶で脱線事故というと、
JR福知山線の2005年4月25日、乗客、運転手含め、107名が死亡、562名が負傷した。
これは全国的なニュースでした。
あともう一つ、
西武池袋線の2003年9月16日16時12分頃、
私の地元である大泉学園駅と保谷駅の間の踏切で起きた脱線事故である。
踏切待ちをしていたトラックの運転手が、飲み物を買いにトラックを降りたところ、
無人のトラックが遮断器を薙ぎ倒し、踏切内に侵入し、電車と衝突して脱線。
2003年5月からR社に出向しており、勤務先は神谷町であった。
R社では、業務的にそこらじゅうに設置されたモニターでニュースの情報が目に入る。
そういったこともあってか、幸い帰宅する頃には脱線事故の情報は入手していた。
待機エンジニアだったころであれば、社有車での通勤だったのだが、電車通勤になっていた。
通常ルートであれば、
神谷町-(日比谷線)-霞ケ関-(丸ノ内線)-池袋-(池袋線)-大泉学園
である。
自宅にガラケー(W31CA)で電話し、東武東上線の朝霞駅に迎えに来てもらうことにした。
迎えに来れないのであれば、成増駅か朝霞駅から大泉学園駅行のバスで、出来るだけ自宅近くまで行き、徒歩ということだっただろう。
当時はSuicaではなく、メトロカードでした。
振替輸送と言っても、東上線がタダで乗れたかの記憶はないな。
みなさんも、様々な災害を想定して、いくつもの帰宅ルートを事前に調べておくことをおすすめします。
スマホがあるから大丈夫だとか考えているかもしれませんが、
こういった事故が起こるとサーバはパンクしがちで、情報収集が困難になります。
つまり事故が起きてから調べ始めると痛い目にあいます。
最後に、今回の事故で亡くなられたドライバーの方のご冥福をお祈りします。
ではでは
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京急脱線事故
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