4年も前になるが、野火止の話しを書いた。
今回は野火止用水と西武鉄道と街道の3つのキーワードで書いていきます。
野火止用水は玉川上水の分水として、承応4年(1645年)に開通する。
つまり野火止用水の起点は玉川上水なのだ。
Googleマップで出来る限り野火止用水の側道を歩けるルートをプロットしてみました。
Googleマップのルートでは目的地は10個までしか設定出来ません。
- 水道局監視所、〒190-0002 東京都立川市幸町6丁目
- 新座市民総合体育館、〒352-0022 埼玉県新座市本多2丁目1−20
- 大北熱学、〒352-0011 埼玉県新座市野火止2丁目11−7
- 〒352-0011 埼玉県新座市野火止3丁目1−45
- ケーキハウス C・C、〒352-0011 埼玉県新座市野火止7丁目4−28
- 〒351-0025 埼玉県朝霞市三原3丁目31−68
- 志木住宅公園、〒351-0025 埼玉県朝霞市三原3丁目33−23
- 〒353-0004 埼玉県志木市本町4丁目14−2
- 〒353-0004 埼玉県志木市本町4丁目8−4
- Usagi Dango Shop、〒353-0004 埼玉県志木市本町2丁目11−3
こんな感じで出来るだけ、要所要所を押さえたつもりです。
(1-54) 西武池袋線の清瀬駅と東久留米駅の間の踏切
踏切を渡るころ、野火止用水は暗渠となりますが、水道道路という名前を信じて進みます。
ここから後編となります。
これ以降、西武鉄道は出てきませんw。
タイトルに偽り在りか?
(1-55) 新堀淵 バス停
にいバスとは新座市を巡回するコミュニティバスで、中学生以上150円、小学生以下100円。
(1-56) 新堀二丁目 バス停
(1-57) 新堀交差点
(1-58) 小山入口 バス停
(1-59) 新堀1-8あたりの名もない橋
ストリートビューでも野火止用水を確認
(1-60) 小池畳店付近
暗渠に、
(1-61) 西堀・新堀コミュニティセンター バス停
(1-62) 三和石材産業付近
暗渠からの復活
(1-63)
(1-64)
(1-65)
ストリートビューで野火止用水を望むのは、これから暗渠に入り、なかなか見られなくなるからです。
(1-66) 西堀南 バス停
にいバスと西武バスの共通バス停。
(1-67)
(1-68)
ストリートビューで野火止用水を望むのは、これから暗渠に入り、なかなか見られなくなるからです。
(1-69) 新堀二丁目付近
このあたりから、野火止用水は暗渠となります。
(1-70) 西堀小学校 バス停
西武バスのみのバス停。
(1-71) 御成橋交差点にて御成橋通りと交差
暗渠からの復活で一安心。
(1-72) 西堀 バス停
にいバスと西武バスの共通バス停。
(1-73) セブンイレブンと釣り堀
昔はこのへんには沢山釣り堀があったんだけど、結構潰れちゃっています。
私が足繁く通っていた石神つり堀も閉店してしまいました。
(1-74) 西堀公園交差点
この交差点から暗渠へ
(1-75) 西堀公園交差点先の二叉
右の水道道路とはお別れ。
暗渠になっても野火止用水があるんだと信じさせてくれた水道道路よ、ありがとう。
左の西屋敷通りへ、暗渠からの復活
(1-76) 史跡公園 バス停
西武バスのみ、にいバスどうした?
(1-77) 西屋敷通りから杉並木の本多緑道 西屋敷通りは東へ曲がる。
当然野火止用水の側道を通るので、杉並木の本多緑道を直進します。
ここからは、細道、小道は古道と考えて、野火止用水の側道や蓋をされ暗渠になって道となったと考え、とにかくそういう道を選んで進みますので、覚悟してください。
暗渠の可能性がある場合、マンホールなども注意しながら進むと良いでしょう。
(1-78) 埼玉県新座市本多2丁目3−6付近
ストリートビューで追えるのはここまでか?
まだ道は続くので、諦めずに直進。
(1-79) 百笊稲荷大明神
〒352-0022 埼玉県新座市本多1丁目17−15
(2) 新座市民総合体育館
水道局監視所から新座総合体育館まで徒歩を選択すると、ほぼほぼ野火止用水の脇道を通って来れました。
(2-1) 体育館通り
体育館通りへ突き当たったら眼下に関越自動車道、その上に野火止水路橋が架かっています
右へ迂回して、関越自動車道を渡ります。
(2-2) 向橋から関越自動車道に架かる野火止水路橋を望む
ストリートビューでも野火止水路橋の文字が読めます。
(2-3) 産業道路から野火止水路橋を望む
産業道路側からも野火止水路橋を確認します。
真裏を向けば、野火止用水が当然確認出来ますが、側道は有りません。
(2-4) 産業道路から陣屋通りへ右折
この交差点を右折、
この先コンビニなどないかもしれないよ。
(2-5) 伊豆殿橋
久々の野火止用水に架かる橋で名前が確認出来ました。
(3) 大北熱学
チェックポイントとして使わせていただきました。
(3-1) 伊豆殿橋にて、野火止用水を確認。
橋を渡らずに手前で左折し、平林寺の外周道へ。
(3-2) 藤原製作所付近
〒352-0011 埼玉県新座市野火止3丁目3−10 道は左へ流れるが、古道を直進。
(4) 〒352-0011 埼玉県新座市野火止3丁目1−45
迂回させないためのチェックポイントです。
(4-1) こもれび通りから来た道を眺める。 回れ右して、進む。
(4-1) 野火止公園
野火止用水をリアルに確認出来るのは、この野火止公園が最後かもしれません。
あとはひたすら細道、小道、古道をめぐり、暗渠になった野火止用水の痕跡を探すことになります。
左にはニトリ、川越街道を挟んで斜向いにはヤマダ電機、正面はヒマラヤスポーツ。
どうやって川越街道を渡るかはまかせる。
歩道橋でもいいし、ニトリ側から横断歩道でもよい。
因みに、新座市立野火止小学校はニトリ側にあります。
(4-2) 野火止用水公園内の遊歩道を通っていく。
(5) ケーキハウス C・C
ここの西側の細道を通って出てくるために、チェックポイントとしました。
(5-1) 白洋舎 新座サービス店
左側の細い路地を進む。
(5-2) 武蔵野線をくぐる。
ストリートビューでは見ることは出来ない。
(5-3) ここが白洋舎からの細道の出口
回れ右をして進む。
(5-3) 新座市立第二中学校の側道
とにかく細道を通る。
(5-4) 細道を抜けてトッパン通りへ
(5-5) 野火止浄水場高架水槽を右手に見ながら、
(5-6) 新座中央通りを少し進んで渡り、
(5-7) ファミリーマートの角を曲がり、すぐさま左へ斜めに入り、更に細い道へ。
(5-8) オートストアR
〒352-0002 埼玉県新座市東12 Unnamed Road, 3丁目-12
の先を右折。
ただ、直進方向にも暗渠の痕跡がありそう。
ストリートビューが狂ってるので、気をつけてw。
(5-9) 〒352-0001 埼玉県新座市東北2丁目7−33付近
この細道を入る。
() プラウド志木サウスフォート
〒351-0025 埼玉県朝霞市三原4丁目13−22
この細道を入る
〒352-0001 埼玉県新座市東北2丁目23−12
ここから出てくる。
志木陸橋(南)の二本松通りを南へ少し。
(6) 〒351-0025 埼玉県朝霞市三原3丁目31−68
マンションの脇道へ入る。
(7) 志木住宅公園
線路との間に、地下道への入り口があります。
歩行者と自転車なら通り抜けれます。
(7-1) Unnamed Road
351-0035 埼玉県朝霞市朝志ケ丘13
東武東上線をくぐり、ここから出てくるので、回れ右して進む。
(7-2)
ここから出てくる。
後ろは慶應義塾志木高等学校。
おそらく野火止用水が通っているはずだが、通らせてもらえないだろうから、迂回する。
(8) 〒353-0004 埼玉県志木市本町4丁目14−2
後ろは慶應義塾志木高等学校、この細道をいく。
(8-1)
(9) 〒353-0004 埼玉県志木市本町4丁目8−4
やつじ公園の入り口。
もしかしたら野火止用水の痕跡を発見出来るかもしれない。
(9-1) 〒351-0031 埼玉県朝霞市宮戸3丁目10−1
やつじ公園入口から、東へいったところの細道の入り口
ここから入っていく。
(9-2) 大山保育園、〒351-0031 埼玉県朝霞市宮戸3丁目10−45
右のやつじ公園側からの眺め。
この高低差が、野火止用水があった痕跡ではなかろうか。
(9-4) 〒351-0031 埼玉県朝霞市宮戸3丁目10−41
階段の上がこの住所
とにかく、このあたりはこういった階段が多い。
(9-5) 〒351-0031 埼玉県朝霞市宮戸3丁目12−17
この階段を降りてくる
(9-6) 富士前東児童遊園地
この2本の道に挟まれ、どちらからも階段で降りて入る不思議な遊園地。
こういうところは、水路だった可能性が非常に高いですね。
(10) Usagi Dango Shop
〒353-0004 埼玉県志木市本町2丁目11−3
チェックポイントとして使わせていただきました。
(10-1) 水道施設
河川敷に、こんなパイプがあれば、水道施設だというのは一目瞭然。
ここが野火止用水の終点だと私は考えています。
(10-2) 水道施設の真後ろ
この真中の道、怪しすぎるだろう。
本当なら、この道から出てきたかったが、入口がわからない。
後半の前半は、野火止用水を見ることは出来ましたが、後半の後半は野火止用水がどこを流れているのか、現地で探り探りしなければならないだろう。
現代は、ネットを使って下調べが出来る。
現地でも電波さえ拾えればネットに繋がる。
古地図と照らし合わせて確認することも出来る。
ただし、江戸時代と現代の道路環境が完全に一致するかと言えば、そうではない。
古い道でも幹線道路は広くなり、そうでなければもとの幅を保っている可能性もある。
また、江戸時代には考えられなかった鉄道網や高速道路、大型マンションなど、野火止用水を迂回させる必要に駆られる場合もあっただろう。
あとは疑問に思った所、深く調査する必要があるところには現地に赴けばよい。
大人の夏休みの自由研究として、楽しんでいただければ幸いです。
タモリ倶楽部やブラタモリでも、ここまでみっちりと野火止用水をやったりしないかなぁ。
ではでは